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うさぎはフローリングで怪我をする?フローリングでうさぎを飼うときのポイント!

以前に比べ、床材がフローリングのおうちが増えてきています。汚れがつきにくく、お掃除もしやすいので「わが家もフローリングだよ」という方も多いのではないでしょうか。

しかし、うさ飼いさんは注意が必要です。うさぎは骨が弱い生き物であるにも関わらず、足全体が毛で覆われているため、ツルツルと滑ってしまうからです。そのため、怪我を防止する対策を行う必要があるといえるでしょう。

この記事では、うさぎの生態やフローリングで飼う際のポイントなどについてまとめていきます。ぜひ最後までご覧くださいね!

 

うさぎはフローリングでも飼えるの



犬や猫と違い、うさぎの足は毛におおわれています。一説によれば、うさぎの先祖は砂漠に住んでいたアナウサギ。そのため、砂の上でも滑りにくく、熱さに強い進化を遂げたと考えられているのです。

しかし、砂漠では快適だったモフモフ足は人間のおうちでは問題がいくつか発生してしまいます。そのため、うさぎの身体に適した環境に整えるのが飼い主の務めといえるでしょう。

フローリングの危険性

私たちが厚手のモフモフ靴下を履いた場合、フローリングだと滑ってしまいますよね。ゆっくり歩けば平気ですが、うさぎは基本的に走ったり跳んだりする生き物です。

頭のいい子はフローリングの危険性を学び、普段はゆっくりと歩いてくれるかもしれません。しかし、普段は平気でも嬉しすぎたり驚いたりしたときに、全力疾走をしてしまうケースが考えられます。

 

うさぎの足の速さは?


うさぎの足の速さは、時速45㎞以上。本気を出すと時速60㎞ほどになるというのですから驚きますよね!またジグザグ走りも得意なので、さまざまな障害物を見事によける姿も印象的といえるでしょう。

しかし、想像をしてみてください。この速さで何かにぶつかってしまったら、大けがをしてしまうと思いませんか?元気に走らせたい場合は、安定感のある床材にする必要があると頭に入れておきましょう。

階段も要チェック!

ケガの危険性があるので、階段の上り下りはできる限りさせないようにしましょう。しかし 段差が緩やかな場合などは、階段の上り下りを許してしまう飼い主さんもいるのではないでしょうか。

そのような場合は、階段にも滑らない素材を敷いてあげるなど配慮をしなければいけません。蹴っぱった瞬間に足が滑ってしまうと、階段の角などに骨があたり、骨折をしてしまう危険性があるからです。

手間はかかってしまいますが、うさぎも飼い主さんも快適に過ごせるよう、前もって床材を滑らないタイプのものにしておきましょう。

プローリング飼いのポイント

 

フローリングでうさぎを飼えることも、フローリングはうさぎにとって危険な床材であることも分かっていただけましたでしょうか。そこで次に、フローリングでうさぎを飼うときのポイントを、具体的にまとめていきます。ポイントは下記の通りです。

・滑らない床材を敷く。(カーペットなど)

・敷いた床材を噛んだり食べたりしないか確認をする。

・敷いた床材に爪が入り込まないか確認をする。

・ぶつかりそうな角や柱にはクッション材を貼る。

・クッション材を噛んだり食べたりしないか確認をする。

代表的なポイントはこの5つです。ただ うさぎによっては、その他の配慮が必要な場合もあるでしょう。日頃からうさぎの行動をしっかりと観察するようにして、その都度対応していくのが理想的です。

安心安全なラビットライフを

うさぎはとても賢い生き物なので、さまざまな出来事や環境に慣れていく性質を持っています。しかしそれは、飼い主さんを信頼しているからこそのもの。「大好きな飼い主さんが整えてくれた環境だからきっと大丈夫」と判断している子も多いのではないでしょうか。

そんなありがたい信頼を失ってしまわないためにも、可能な限りうさぎの不得意に寄り添ってあげてくださいね。そして、安心安全な環境の中で、うさぎとの素敵な思い出をたくさん作っていきましょう!

 

講師:ほしほしこ

息子の幼稚園からわが家にやってきた、ホーランドロップの「うさこ」との出会いで世界が一変!モフモフさが世界一・自己主張の明白さが世界一・かわいさが世界一と、うさこを溺愛する日々を過ごす。のちにうさこは唯一無二の相棒となり、波乱万丈な育児にも協力をする頼もしい存在に。

しかし現在、うさこがお空に帰ってしまったためペットロスと格闘中。うさぎのやさしい世界が広がる『うさぎの杜』で癒されながら、うさことの時間をあたたかい気持ちでふり返っている。

 

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