発掘恐竜のすゝめ　〜おいしい！たのしい！大好き！〜

「キャラパキ」という言葉を聞いたことはありますか？
コロナ禍と呼ばれる世の中になってから私が一番ハマったお菓子がこの「キャラパキ」です。昨年5月から昨日まで、20回ほどキャラパキを手に取りました。

キャラパキとは？

「キャラパキ」とは、板型チョコレートをパキパキ割って化石を型抜く、楽しい“遊び”要素が詰まったお菓子です。チョコのデザインは全6種類でどれが出てくるかはお楽しみです。(バンダイキャンディ公式サイトより）

正式な商品名は「キャラパキ　発掘恐竜チョコ」。オードリーが出演しているCMに見覚えのある方も多いのではないでしょうか。現在は「キャラパキ　解体図鑑チョコ」も発売されていますね。この他にも、スーパーマリオや果物をテーマにした商品があるようです。
今回は、「キャラパキ　発掘恐竜チョコ」の魅力を精一杯お伝えします！

魅力その１　おいしい！

キャラパキはバンダイキャンディから販売されています。仮面ライダーや戦隊ヒーロー、プリキュアといった、キャラクターの食玩を扱っている会社です。子どものころはなかなか買ってもらえなかった、小さな箱に入ったおもちゃと、さらに小さな袋入りのラムネ。どちらが主役かと聞かれたら、そりゃおもちゃよねー。それが食玩に持っていた正直なイメージでした。
そのため、最初に買ったときは「チョコはあんまりおいしくないかもしれない。でも１回パキパキしてみたいな」と軽い気持ちでカゴに入れました。

し・か・し

うまい、うますぎる……！(ラジオネーム 埼玉銘菓十万石饅頭）

パキパキ、すなわち食玩の「玩」部分のみならず、「食」の部分も丁寧に作られている！チョコがきちんと美味しいのです。パフが入ったミルクチョコも、恐竜の化石を模したホワイトチョコも美味しい！パキパキしたあとは、その余韻に浸りながら、もしくは次回の作戦を練りながらゆっくりとチョコを味わうことをおすすめします。

魅力その２　たのしい！

ここでもう一度、バンダイキャンディ公式ページからキャラパキの説明を引用してみます。

「キャラパキ」とは、板型チョコレートをパキパキ割って化石を型抜く、楽しい“遊び”要素が詰まったお菓子です。

キャラパキの大きな、そして他のお菓子と一線を画す魅力がこの「楽しさ」です。手順は①袋を開けて、②地層にあたるミルクチョコ部分をパキパキ割って化石から切り離していくだけ、とシンプルそのもの。

しかし、これだけは申し上げたい。
たかがチョコレート、されどチョコレートと侮るなかれ。

ここからはチョコをパキパキする、すなわちパキる過程に言及しますが、脳内BGMを中島みゆき「地上の星」にしてお読みいただきたい。むしろ、実際にBGMとして曲を流していただいてもいい。この挑戦は、プロジェクトP(パキ）と称しても過言ではないのだから……。

袋に封印されし恐竜は全部で８種類。一応レベル１から３までの三段階で難易度が設定されています。けれども、個人的な印象では難しさを左右するのはその恐竜の形です。つまり、同じレベル１でもランフォリクス（空飛ぶ恐竜）とトリケラトプスではパキりやすさが異なるように感じます。
（これまたあくまで個人の感想ですが、出現率はレベル２「モササウルス」が圧倒的に高い気がする。レア扱いなのは承知の上で、もう少しTレックスやブラキオサウルスといった花形恐竜たちの出番を増やしてほしいところです）

パキる時には、指の腹に想いを乗せて、少しずつ力を加えていくのがコツです。恋とキャラパキに焦りは禁物。言わずもがなですが、化石に取り囲まれた地層部分をパキ切るのは至難の業です。とても難しい。だからこそ、化石だけを綺麗に残してパキり終えたときの達成感、爽快感は得も言われぬ物があります。

もし、こんなふうに骨折させてしまったとしても、遅かれ早かれ口の中で溶けるチョコです。大丈夫、次のキャラパキはきっとうまくいきます。

だいたい一枚１００円前後で売っているので、ささやかなご褒美としても手軽にお買い求めいただけます。最近はコンビニエンスストアでも見かけることが増えてきて、うれしい限りです。

最後に　大好き！

この記事を書くにあたって、バンダイキャンディのキャラパキ公式ページを覗きに行きました（この後の画像２枚もその公式ページから引用しています）。私はただ、発掘恐竜チョコのパッケージに描かれている情報さえわかれば、それでよかった、それだけでよかったのに……。

なんで！！新作の情報が目に入っちゃうの！！
（発掘恐竜ボルケーノVer.が期間限定で出るらしいです）

どうして！！発掘恐竜チョコのプラモデルが発売されていることを知ってしまうの！！
（プラパキットというらしいです）

はあー。好きってつらい。推しが増えるってことは、幸せを感じる機会が増えるってことなのね。

こうして私は、新たな発掘恐竜チョコに手を伸ばすのです。

プロジェクトP　  To be continued…