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うさぎ通信*ジュスカ・グランペールコンサート「PLAY & PRAY」ゲスト出演

2023.8.25 fri
at 札幌豊平教会

今年も、京都発ギター&バイオリンデュオ「ジュスカ・グランペール」のお二人と、昨年に続き共演をさせていただくことができました。

私は、ジュスカ・グランペールの15年来のファンであり、またジャンルは違えど、同じくお客さまの前で上演する芸術に携わるものとしてお二人を大変尊敬してきました。

今年は、蜂飼耳さんの物語『ゆきがふる』で、お二人とコラボをしました。
この物語には、
 人の持つさまざまな感情。
 人の祈り、願い、想い。
 自然の美しさと恐ろしさ。
など、この世のあらゆるものが描かれています。

一方、ジュスカ・グランペールのお二人の生み出す音楽には、“すべてがある”と私は感じてきました。森羅万象を映すジュスカサウンドだからこそ、この物語と共鳴するに違いないと思い選びました。

今年は、リハーサルやその後のやりとりを通して、昨年以上に“共に考え、一緒に作り上げた”という感覚を覚えることができ、また本番では、互いの存在と呼吸を確かめ合いながら最高のステージを作ることができました。
終演後、そのことを3人で確かめ合った時間が、きらきらととても愛しかったです。

左から、ギターの高井博章さん
兎、バイオリンのひろせまことさん

アンコールでは、お二人が北海道で作曲した「イコロ」にのせ、北海道の詩人 飯野正行さんの詩「なにかとっても大切なもの・・・」(『こころから』所収)を朗読しました。なんと、著者ご本人を目の前に上演する機会にも恵まれました。

アンコールで朗読した詩の作者
飯野正行さんと

ジュスカ・グランペールのお二人との共演は、リハーサルや共に過ごさせていただくすべての時間を通して、お二人の思想や考え方、想い、スタンスなどにふれる瞬間が幾度もあり、たくさんの学びと気づきを私にもたらしてくださいます。
私にとってお二人は、人として、そしてパフォーマーとしての「心の師匠」です。

次に共演の機会をいただけた際には、今回の学びを大切に、一回りも二回りも成長したうさぎをお二人に見ていただけるよう、たゆまぬ努力を続けていきます。 

たくさんのご来場ありがとうございました

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