若さは溶けるもの

若さはいずれ溶けてなくなる。

どんな人も平等に年を重ね、

一分一秒、その若さは溶けていく。

私たちはどうも若さに目が行く。

そして若さや美貌を売りにする。

それも素晴らしいことです。
ある種才能や努力の賜物でもあります。
外見を磨くことも、もちろん大切なこと。

特に私のお仕事は『女性を綺麗にするお仕事』なので
これ自体否定はしません。

ただ、絶対に勘違いしてはいけない。

「若い」「可愛い」「美しい」と評価されているからこそ
内面、中身を磨く努力をしなくてはならない。

若さが溶けてなくなったとき
「何もない自分」という風に感じてしまうから。

いつか溶けてなくなってしまうものを
自分の拠り所や自信にしない。

『どんな自分で在りたいか』
『どんな生き方をしていきたいか』
『溶けたときに、何が残るのだろうか』

今一度考えて、今夜は眠りにつく。

今日も今日とて、よく生きた。
また一日、溶けていく。