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子どもに残したい本①『よのなかルールブック』著:高濱正伸

子ども用の本をちょこちょこ集めてます。

この先、子どもがちょっと大きくなって親にも先生にも友達にも言えない悩みが出てきたら、本に手を伸ばしてみようと思う時がくるはずです(そう願います🤲)。

そんなとき、家の本棚にそっと忍ばせておきたい本を紹介したいと思います。

『よのなかルールブック』著:高濱正伸さん

子どもの頃に読みたかった本No.1です。大人になった今でも、この本に出会えたことに感謝です。

高濱正伸さんは、はなまる塾という塾を経営されてる方らしいです。モットーは「メシが食える大人になる!」。教育分野で、有名な方らしいです。

ルールブックというだけに、ルール形式で高濱先生の教えが掲載されています。可愛い挿絵も魅力的です。

印象に残った言葉をいくつか紹介します。

ルール2 
すぐに「きらい」「苦手」と言って自分の世界をせばめない。

ルール27
「わかってもらえない」とは言わない。

ルール37
「何に悩んでいるか」をことばにする。

記事には、ルールの部分だけ書きましたが、原作では各ルールについてもう少し詳しい解説がついています。

この本は、子どもに残したいと思ったと同時に、不登校だった頃の自分にも読んでほしいなと思った本です。

ルール27「わかってもらえない」は、当時の自分が毎日心で呟いていました。
辛いのに苦しいのに、誰もわかってくれない!と怒っていましたね…。

ルール37「何に悩んでいるか」ことばにする。とても大事だけど、大人になった今でも難しいです。

言語化は思ったより時間がかかります。基本的には、クライエント本人が話をしているうちに、大事なキーワードが出てきて、カウンセラーが丁寧に拾い集めるという作業がカウンセリングではされているのですが…(脱線しました)。1人では、何に悩んでいるかわからないまま、漠然とした不安感とかもやもや感がどんどん大きくなってしまいますよね。

脱線ついでに、私がたまにやる、1人カウンセリングをさらっと紹介して終わります。

「ノートになんでもいいから文字を書く」です。スマホに打つのは、あまりおススメしません。紙とペン📝がおすすめです。
スマホは、微妙なタイムラグが発生したり、打ち間違えたり予測変換が出たり、完全に自分のペースではできないんです。
紙に思い付いたことを書いていくと、不思議と目につく文字が出てくるはずです。それが、もやもやの正体が言語化された瞬間です👏
言語化されたら、そこから派生していくキーワードをどんどん挙げていく作業をしていきます。そうすると、自分が何に悩んでいたのかスッキリすることがあります。

悩みが言語化され、それを認識して取り組むには人それぞれのタイミングがあるので、焦らず自分のペースでゆっくりやっていきましょう。

脱線してしまいましたが、子どもに残したい本、そして不登校だった頃の自分に読んで欲しかった本、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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