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時刻の存在

知らず知らずのうちに、カレンダーの色や数字に縛られていることを不思議に思わなくなった自分がいた。

現代社会の時間の概念や制度は、ユダヤやキリストなどの宗教的影響を強く受けている。
ここ最近は、この影響が強くなりすぎて、ストレス社会となっているのではないか。

日本には、二十四節気七十二候というものがあり、草花や鳥や虫などから天候などを感じ、田植えや収穫などをしながら暮らしていた。
また江戸時代は、不定時法を使い、庶民は鐘の音で時刻を知り、生活していた。

現代社会では、効率を重視しすぎてスケジュールに忙殺されることが一般的となり、その常識に違和感を感じる暇も与えてもらえない。

人間は地球上の他の動植物と同じように、宇宙の法則から生まれる自然を感じ、調和しながら生活した方が健康や幸福感を得られるはずだ。

心に刻まれた時間の概念を忘れ、
月の満ち欠けや潮汐をぼんやりと眺めながら、思考を深めてみよう。

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