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こころの扉

人々が発する「貧しい」という問題には様々な意味が含まれてる。
そこで、私の生活に基づいた角度から貧しさを考えてみた。
すると、精神的または道徳的な観点からの貧しさを持つが故に、物質的な貧困が生まれることに気づいた。

精神的または道徳的な貧しさとは、「自身の能力」や「自分の必要とするもの」以上を要求し、満足を知らないこと。
このような人は、物質的な相対的貧困を生み出し苦しみます。

そして、相対的貧困とは、社会の平均的な生活水準を想像し、そこに及ばない自分をどうにかしなければいけないと、困窮してしまうこと。
この社会の平均というものは、自分の欲求にエコーチェンバー効果なども加わって作られていく。

逆に、こうした困窮から無縁の人は、自身の基本的なニーズを理解していて、環境に依存せずに心を充足させることができていると思う。

心の中で静かに生まれる欲望

豊かさを求めて、手を伸ばす
掴むは空のエコー
虚しさが広まる

たとえ金と銀の山を築いても
満たされぬ心は
荒れ野を彷徨う

千差万別の幸
私の豊かさは、どこに?

自らの手で、閉ざした扉
開く鍵は、心の奥

取るに足らない貧困を超え
見つけ出す、真実の心

充憂哀我心

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