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どこへ行ってもいつも嫌な人が現れる。私に原因があるの?私に足りないものは?

アドラー(アルフレッド・アドラー:世界3大心理学者の一人。オーストリアの精神科医で)は、

「人の悩みの9割は、対人関係によるもの」と言いました。


ほとんどの人にとって、人間関係の悩みは、当たり前に持っているということです。

相手は、家族だったり、会社の同僚や上司や部下だったり、恋人だったり、学校やコミュニティの仲間だったり。


「ほんともう!今日、あの人とすごく嫌なことあったんだけど!
なんなの!!!!!」
帰宅途中から、家に帰ってからもずっとイライラしっぱなしで、考え続けてしまうタイプですか?

私はもともと『反芻』が強い性質を持っていて、何日も根に持って、ずっと考え続けちゃってました。
(反芻:はんすう。同じことをずーーーーーっっと、ぐるぐるぐるぐる考え続けている癖。)


その性質は、意識して反芻が続いているということに自分自身で気が付くようにする癖をつけて変えていきました。

そして、
ある程度考えたら、手のひらを空にポーンと
ぐるぐる考えていることを投げるような仕草をして
体を使って手放しするようにしました。



それでもずっと考えちゃう・・・
誰かに人間関係の悩みを相談した時、こんな経験はありませんか?

「考え過ぎだよ!!もう、違うこと考えたら?楽しいこと考えなよ!!!
人間関係なんてもっと斜に構えて良いんだよ〜!!!」

そんな風に言われたことで、また自分は人とは違う、という認識をさらに持つ体験になってしまったこと。


自分はこんなにも苦しい、切ない思いを抱いているのに・・・・・


どんなことを考えていると、私は気持ちが良いかな?
そんな思考法に切り替えようと思えるようになったのは、私が主体的にそういう人生にしようと選択したからです。
誰かに正論を言われても、そんな簡単には変われないですよね。。。



人の価値観は、持って生まれたものと、そのあとの人生で体験したことがベースになっていることの2つがあります。

雑誌や、インターネットで占いをしてみたことはありますか?
誰かに占いをしてもらう時も、

真っ先に誰の占いをチェックしようとしますか?
また、集合写真では真っ先に誰のことを探しますか?



人間関係の悩みがつらくてしょうがない時は、"あの人"のことばかり考えてしまうにも関わらず、真っ先に占ったり、集合写真で探す人はあなた自身のはずです。



というのは、人は、自分自身のこと(にしか)興味がないんです。



嫌いなあの人のことばかり考えちゃう。
それって、あなた自身の心が
「わたしのことわかって!!」
とあなた自身に訴えていることなのかもしれません。


何をわかって欲しいと思っているのか。
気付いて欲しいと思っているのか。
何が本当に嫌だったのか。
それの何が嫌だったのか。

そこから、あなた自身の他の人にはない魅力や価値観が浮き彫りになります。


誰かにわかってもらおうとする前に、自分自身の魅力や価値観を自分自身がいちばんに大切に、最優先にしてみることを、まずはできなくても、気がついた時に意識してみることから始めてみてください。

それを日々満たす(自分軸)行動していくことで、あなたがあなたの人生を生きていると感じられるようになります。


自分は我慢しているのに。
それを平気でしている人を見ると、腹が立ってしまうものです。

人生のつらかった出来事を頑張って必死に乗り越えた体験。
それらから、確固たる価値観を持つことがあります。
私にもありました。

「◯◯じゃなきゃならない!!!」
そんな風に思っている時の体の状態はどうですか?力が入ってしまっていませんか?それは、我慢した時の力の状態がそのまま残ってしまっているかもしれません。

そういった我慢をしている。なのに、平気でしている。許せない!


(腹が立つうちはまだまだ健全です。
腹を立てるという感情も湧かずに、その感情が湧くことを殺して冷徹に見ている自分がいる場合は、感情を殺さなければ自分を守れなかったほどのつらい出来事の当時の自分を迎えに行って、横で寄り添うことが必要かもしれません。)


私の体験談で気がついたことはこんなことです。

ある時気がつきました。
どこへ行っても(どのコミュニティや職場にいても)必ず1人は大嫌いな人が現れるな、ということに。

それは、どういうことなんだろう、と考えてみました。

どうやら、嫌いな人が1人でもいる、という環境が自分にとっては当たり前の世界なのでは?と思い至ったのです。
私にとっての嫌いなひと1人の存在、それは父親です。
そうか、私が嫌いな存在(父親)がいることで、私が私で生きられないことの理由(言い訳)になるんだな、と。
そりゃ、都合が良いわ、と。


そこから、描きます。

本当は、どうなったら、良いの? と自分の心に問いかけます。


そうすると、心と行動が一致して、「自分が設定した嫌いな人」が現れなくなりました。




アドラーは言います。
「人には、適切な距離感がある」と。



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