見出し画像

#51 シンガポールのLTVP取得

みなさまこんにちは!
シンガポールは雨季が終わったのか最近はとても快晴で気持ちい天気が続いています。(屋内から外を見る限定)

今日は今までサボっていたLTVP取得についてまとめていきます。
めちゃくちゃ大変&情報なさすぎだったので直近で取得予定の方の参考になれば嬉しいです。

LTVP(Long-Term Visit Pass)取得の流れ

  1. 必要書類の準備

  2. スポンサーと自身の宣言書類の提出

  3. 健康診断の受診、結果提出

  4. COVID‑19ワクチン証明を行政機関(NIR)に登録

  5. pass受け取り

ざっくりこんな感じでしょうか。
まず全体的にかかった期間についてお伝えすると、約2ヶ月間かかりました。
ただしこれはめちゃくちゃ早い方だと思っていて、通常のフロー通りにぼーっとしていたら2ヶ月どころか3ヶ月くらいかかりそうな雰囲気でした。
そもそも私は12月27日に入国したのですが、日本パスポートの場合、1ヶ月した滞在できません。
(この期間の滞在はSTVPと言われています)
ただし、VTVP申請中などの理由があれば延長は可能。
Immigration & Checkpoints Authority (ICA)のHPから自身で申請することになります。

私ももちろん延長し初回の延長は許可され無事2月27日までの滞在は確保できたのですが、それ以降の滞在を求める2回目の延長は2度トライし全てリジェクトされました。
周りの方の話をきくと2回目の延長はかなり難しそうな感じでした。。。
ということで何が何でも2ヶ月以内にLTVPを取得しないとならない!というのが今回のミッションでした笑

ここからは最初に書いた段階ごとに、細かい書類などを記載するというよりは実際やってみてこんなんだったので事前に知っておいたほうがいいかも!という内容について書いていきます!

1.必要書類の準備

ここでのポイントは2つです!
①配偶者(学生本人)のstudent VISAを入国後すぐに取得する
②結婚証明書をすぐに翻訳する
の2つです!
そもそも私は今回夫がシンガポールの学校の学生であり、かつ夫の学校がスポンサーしてくれることで配偶者がLTVPを取得できるというものでした。
前提の状況が違う場合は手続き自体も違うかもしれません。

①配偶者(学生本人)のstudent VISAを入国後すぐに取得する
これに関しては、そりゃそうだろ案件かと思うのですが、
私のLTVP申請をするには学生本人のstudent VISAが必要でした。
にも関わらず、夫のstudent VISAの受け取りアポの予約が取れないということが起きていました。
学生の皆さんは入国前などに学校のフォローもありながら申請手続きを進めているものの、最後の最後にICA(Immigration & Checkpoints Authority)に行きPassを受け取る必要があります。
これを受け取らないことには手続き完了にはなりません。
この受取アポがICAのwebを通して予約をするのですが、これがもう軽く1ヶ月先まで埋まっています。
学生本人は1ヶ月以内に受け取れば全く問題ない話なのですが(入国したときのSTVPの有効期限が1ヶ月のため)
私のようにstudent VISAがないと自分のVISA申請すらできない(=どんどんLTVPの手続きが遅くなる=手続き間に合わず出国かも)という方にとっては大問題。
ということで色々な人に話を聞き、アポがないままICAに乗り込むことにしました。
8時に門が開くとのことで、開門前から並ぶのがおすすめと聞いた私達は7:50くらいに着けばいいか〜とその時間に行ったのですが
すでに大行列。
どうやら毎日開門前から皆さん並んでいるようでした。。。

そして夫のVISAは無事手続き完了。
(この日も合計8時間ほど手続きに時間がかかったことは思い出です)
これでやっと自分のVISA申請がスタートできます!

②結婚証明書をすぐに翻訳する
こちらは日本から登記簿謄本を持ってきてシンガポールの日本大使館で翻訳してもらうor日本で英訳したものを持ってくる
のどちらかになるようです。
日本で翻訳したらいくらかかんねん!と価格も調べず私はシンガポールで翻訳することにしました。
大使館で翻訳する場合は、3ヶ月以内に発行した戸籍謄本を英訳してくれるというものでした。
私の場合はシンガポールに来る2ヶ月前に日本からフランスに移動したので、出国するギリギリにコンビニで登記簿謄本を印刷し、フランスで大事に抱えながらシンガポールで翻訳しました(ギリギリ3ヶ月以内でした)
ちなみに翻訳には55SGDかかります。現金のみでした。
こちらも大使館へのアポが必要なのでご注意ください、枠はめちゃくちゃ空いてました。しかも日本語なのでご安心を。

2.スポンサーと自身の宣言書類の提出

1の必要書類提出を終えると5週間後くらいに宣言書類を提出してくれと連絡が来るので支持に従ってスポンサーである学校に書類記入の依頼と自信で宣言書を作成し提出するのみです。
宣言書といっても悪いことしないでねーという内容です(たぶん)
このステータスにたどり着くまでに5週間後ほどかかるので精神的にどんどん追い詰められてきます笑

3.健康診断の受診、結果提出

滞在できるリミットの約2週間前になり、やっと終わりか!と思ったら健康診断を受けてくださいの連絡。
健康診断、、、
医療機関で受診し、ICAが用意したフォーマットに医師のサインが必要とのこと。
すぐに日本語でググってこちらのクリニックへ電話で予約が必要なのか?
書類の作成にどれくらいの日数がかかるのか?など聞きました。

日本語ありがたい。。。
結果受診のための予約は不要、書類の作成は3営業日とのことで無事受診できました。
海外で健康診断とか受けたことなかったのでめちゃくちゃ緊張しました。
血液検査は上記のスタッフ、看護師さんが対応してくれたのですが、
レントゲンは院内共通の場所になります、と言われ当たり前ですが英語でコミュニケーション、、、
日本と違って着替える場所も簡易的な感じでさくっと着替えてサクッと名前呼ばれて(日本名読みづらそうだった)、「妊娠の可能性はありますか?」と思われる質問をされて、緊張しながら受診しました笑
(妊娠の可能性については血液検査の際に日本のドクターが事前に聞いてくれるのでご安心ください)
健康診断で54SGDかかりました。
(どんだけお金かかるねん)

4.COVID‑19ワクチン証明を行政機関(NIR)に登録

健康診断の結果をICAに提出し、滞在リミットまであと1週間、、、
さすがにもうギリギリすぎる、、、というか受け取りアポの案内が来てもどうせ直近の日付空いてないやつやろ。。
と毎日ルーティンかのように唱えていたのですが、案の定そうでした。
ということで夫のときと同様ICAにアポなし突撃しました。
出国まであと5日(ICAに来れる平日はあと3日)
「今日アポくれ!」(英語)
「うーん、、、コロナワクチンの登録してないようですけど?NIRに登録してね、病院でできるから。ここのQRコードでサイトとんで、そこに書いている病院どこでもいいから!」
早くいってよ。。。なにそれ、予約いるの?え、サイト見ずら。絶望だ。。。朝8時に絶望をくらい、、、
わからんけど一旦健康診断受けたところの病院にいってみよう

ということで再度ラッフルズジャパニーズクリニックへ。
登録はできますが反映まで3日はかかります、、、
ですよね〜そこをなんとか!登録したで!的な証明書はもらえませんかね?
無理ですね、、、
もしかしたらラッフルズクリニック(ジャパニーズではない本元の方)でなんとかなるかもしれません。
とのことで、
恐れながら訪問。

NIR登録してほしい&今日ICAに行きたいんだど!
とありったけの小学生単語で主張したところ、
あーできるよ!(英語)
本当?(怪しい、、、)
証明書は出せないけど、登録したって言えばいけるで!(英語)
(本当?)
まあまあじゃあお願いいたします、、、

ということでドクターの元へ。
海外のドクターと話すの初めてだなぁと思いながら診療室へ、、、
めちゃくちゃ優しいドクターやん!!!
ゆっくり話してくれるとてもいい方でした。
そして、
「今NIRに登録したから、この画面写真とっておき!」(英語)
といわれアイフォンで写真を撮りました。
ありなのか?と疑問に思いながらも、NIRの登録完了。
優しいドクターの手元モニターの写真を撮っただけで68SGD、、、
(いちいち高いねん)

そしてその足でICAへ。。。。
「今日のアポくれ!NIR登録したで!(さっきとった写メみせる)」(英語)
「OK!これ受付番号ね」
えー!!!写メでええんか。なんなん。
ということでその場で当日のアポ獲得。

5.pass受け取り

受付番号が呼ばれてそこからすんなりスムーズに手続き完了。
30分くらいで終わりました。
夫のときは8時間だったのに、、、と思いながら最後はあっけなく終了。
滞在リミット残り3日ほどでミッション完了しました!

長文になりましたがこんな感じで無事VISAゲットしました。
感想としては
・めちゃくちゃ時間かかるな
・めちゃくちゃお金取るな
・きちんとしているようで意外とてきとうだな
が感想です笑

平日時間がある方はとにかくICAにアポなし訪問するのがおすすめです!
(おすすめしていいのか不明だが)
ぼーと相手の指示を待っているとまんまとやられます笑

英語がうまく話せない私が苦労したお話でした〜
どなたかの参考になれば幸いです!

ではまた〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?