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昨日のNY株式市場概況(2024年5月15日)

S&P500:5,308.15(+1.17%)
ダウ30:39,908.00(+0.88%)
Nasdaq:16,742.39(+1.40%)

注目されていた4月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比で+3.4%(予想は+3.4%)と3月の+3.5%から鈍化、前月比では+0.3%と予想(+0.4%)を下回るなどインフレ鈍化を示したことを受け、9月FOMCでの利下げ開始、9月と12月の年内2回利下げへの期待が高まりました。

10年国債利回りが約1か月ぶりに4.3%台へと低下したことも追い風となり、株式は買い優勢となりました。半導体株の大幅高が牽引する格好で3指標ともに最高値を更新しました。

金利低下を好感し住宅が急伸したほか、不動産や公益も堅調でした。一方で、食品や保険、小売の一角は軟調でした。

AIへの期待は依然高く、半導体上昇に触発されたスーパー・マイクロ・コンピュータ(SMCI)が+15.8%と急騰しました。TV向けコンテンツへの投資削減を発表したウォルト・ディズニー(DIS)は▲2.5%と逆行安でした。

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