アメリカ企業リサーチラボ(US_Research_Lab)

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決算情報をベースに、IPO、M&Aなど、米国株投資に役立つ、「気になる」「知りたい」米国企業の最新の情報をお伝えしていきます/ときどき、ETFの情報も追加します/ https://twitter.com/US_Research_Labで速報配信中

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■米国企業の決算情報を中心に、重要な指標の解説やキーパーソンの発言内容など、米国株投資に参考になる情報を発信していきます。 ■ベーシックプラン(月500円)で読み放題。 ・米国企業の決算解説記事は月5~10本、決算集中時は月15本以上。 ・毎日のNY市場概況 ・毎週、翌週の決算発表・重要イベントスケジュール ■こんな人に来てほしい! ・米国企業の情報が知りたい ・米国株投資に興味がある ・米国経済の動向をウォッチしたい ・賢く資産形成がしたい ■経済系出版社で米国企業の調査・分析・情報発信に携わった後、自由なセカンドライフをめざし、独立してアメリカ企業リサーチラボを立ち上げ、Xとnoteで情報発信中。 FP(ファイナンシャル・プランナー)として新NISAの活用など資産形成のアドバイザーとしても活動しています。

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<今週の主要統計・イベント(7/22~7/26)>

先週は、最大の注目指標だった6月の小売売上高が前月比横ばいとなり、▲0.3%の下落予想を覆したことから、景気のソフトランディングへの期待が高まりました。 利下げに関しては、FRB高官から「インフレ抑制が進展している」「利下げの時期も近づきつつある」という発言が聞こえてきて、利下げに対する期待は一段と高まり、9月利下げはほぼ織り込み済みという状況となっています。 今週は25日に4~6月期のGDP統計、26日にPCE(個人消費支出)物価指数が発表になります。景気と物価という大

    • <今週の主要・注目企業決算(7/22~7/26)>

      先週の株式市場は、これまで上昇を先導してきた半導体やAI関連銘柄から、出遅れていた景気敏感株や「トランプ・トレード」と呼ばれる金融やエネルギーに物色の矛先が移ったことで不安定な地合いとなるなか、トランプ前大統領の台湾をめぐる発言や、世界的なシステム障害といった突発的な要因の影響を受け、大きく売られる展開となりました。 米大統領選に関しては、共和党が正式にトランプ大統領候補を指名、バンス副大統領候補を選出し、攻勢を強めています。一方の民主党では、バイデン大統領に対して撤退を求

      • 昨日のNY株式市場概況(2024年7月19日)

        S&P500:5,505.00(▲0.71%) ダウ30:40,287.53(▲0.93%) Nasdaq:17,726.94(▲0.81%) 世界的なWindowsのシステム障害発生で、金融取引や航空機の運行など広範に影響がでました。このところボラティリティが高まり不安定となっていた株式市場に不確実性要素も加わったことで売りが優勢となり、3指数ともに続落しました。半導体や自動車、保険が大幅な下落となり、エネルギーや食品も総じて軟調でした。 障害の原因となったセキュリティ

        • 昨日のNY株式市場概況(2024年7月18日)

          S&P500:5,544.59(▲0.78%) ダウ30:40,665.02(▲1.29%) Nasdaq:17,871.22(▲0.70%) 新規失業保険申請件数が24万3000人と予想(22万9000人)を上回りました。これまで雇用関連の指標の軟化は利下げに向けたプラスの材料とみられてきましたが、景気先行きへのマイナスの懸念が上回ってきました。 前日までの出遅れ銘柄や景気敏感株の上昇の反動もあり、利益確定売りが優勢でした。ITソフトウェア関連が続落したほか、銀行やヘル

        <今週の主要統計・イベント(7/22~7/26)>

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        • NY株式市場概況2024
          137本

        メンバー特典記事

          バンク・オブ・アメリカ決算発表(2024年4~6月期)

          バンク・オブ・アメリカは、アメリカの3大銀行グループの一つで、「バンカメ」の愛称で知られています。 ノースカロライナ州を地盤としていたネーションズバンクが1998年にバンクアメリカを吸収合併して誕生しました。その後2009年に、リーマンショックで経営危機に陥ったメリルリンチを買収し、世界でも有数の金融グループに拡大しました。 商業銀行、投資銀行、資産管理、リース、クレジットカードなど幅広い金融サービスを、個人、法人、政府機関向けに展開しています。世界中で約4,200の支店

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          バンク・オブ・アメリカ決算発表(2024年4~6月期)

          ゴールドマン・サックス決算発表(2024年4~6月期

          ゴールドマン・サックスは、1869年設立の大手投資銀行で、投資銀行業務、証券取引、資産管理、商業銀行業務など、多岐にわたる金融サービスを提供しています。 NYに本社を持ち、北米のほか、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカ、中東などにオフィスを展開しており、総数は約60か所に及びます。最近では、サウジアラビアのリヤドに中東地域の統括拠点を設立するための認可を得たと報じられました。 1999年に上場、2008年には金融危機を経て銀行持株会社へと転換しています。最近の動きとしては

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          ゴールドマン・サックス決算発表(2024年4~6月期

          シティグループ決算発表(2024年4~6月期)

          シティグループ(C)は、消費者金融、法人金融、投資銀行、証券仲介、貿易・証券サービス、ウェルス・マネジメントなど、幅広い金融商品・サービスを消費者、法人、政府、機関投資家に提供している世界的な金融サービス持株会社です。 1812年のシティバンク・オブ・ニューヨーク(City Bank of New York)設立を起源として、米国内で事業を拡大し、20世紀前半には中南米を皮切りに、欧州など海外へもネットワークを拡大しました。 1998年、傘下にソロモン・スミス・バーニーを

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          シティグループ決算発表(2024年4~6月期)

          JPモルガン・チェース決算発表(2024年4~6月期):事業好調、一時収益も加わり最高収益を記録

          JPモルガン・チェース(JPM)は、世界トップクラスの総合金融サービス会社で、投資銀行、商業銀行、証券取引、資産運用、プライベート・バンキングなど多岐にわたる金融サービスを提供しています。 2000年にJPモルガンとチェース・マンハッタンが合併して誕生しました。その後も、2004年にはバンク・ワンを、また2008年には経営破たんしたベア・スターンズを救済合併するなど、買収を重ね、事業を拡大しています。 直近では、2023年5月に経営破たんしてFDIC(米連邦預金保険公社)の

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          JPモルガン・チェース決算発表(2024年4~6月期):事業好調、一時収益も加わり最高収益を記録

          デルタ航空決算発表(2024年4~6月期):大幅増収でも燃料コスト高が響き利益は減少

          デルタ航空(DAL)は米国を代表する世界トップクラスの航空会社です。 アトランタを本拠(メインハブ)に、ニューヨーク、ロサンゼルス、デトロイト、ミネアポリス、ソルトレイクシティを中核(コアハブ)として、米国内のほか、欧州、カナダ、中南米、アジア、豪州と世界各地に国際線を就航しています。 1924年の設立当初は農薬散布をしていましたが、1929年に旅客輸送をスタートさせました。1970年代までは国内線が主体でしたが、1991年に経営破たんしたパンアメリカン航空(パンナム)から

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          デルタ航空決算発表(2024年4~6月期):大幅増収でも燃料コスト高が響き利益は減少

          コナグラ・ブランズ決算発表(2024年3~5月期、2024年5月通期):販売数量減り減収減益、通期見通しも引き下げ

          コナグラ・ブランズ(NYSE:CAG)は1919年創業の加工食品メーカーで、米国内を中心に、消費者向けに多様なパッケージ食品を展開するほか、外食産業向けに食材や商品を提供しています。 冷凍食品の「Birds Eye®(バーズアイ)」、「Healthy Choice®(ヘルシーチョイス)」、「Marie Callender's®(マリー・カレンダーズ)」、製菓材料の「Duncan Hines®(ダンカンハインズ)」、ホイップクリームの「Reddi-wip®(レディウィップ)」

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          コナグラ・ブランズ決算発表(2024年3~5月期、2024年5月通期):販売数量減り減収減益、通期見通しも引き下げ

        記事

          バンク・オブ・アメリカ決算発表(2024年4~6月期)

          バンク・オブ・アメリカは、アメリカの3大銀行グループの一つで、「バンカメ」の愛称で知られています。 ノースカロライナ州を地盤としていたネーションズバンクが1998年にバンクアメリカを吸収合併して誕生しました。その後2009年に、リーマンショックで経営危機に陥ったメリルリンチを買収し、世界でも有数の金融グループに拡大しました。 商業銀行、投資銀行、資産管理、リース、クレジットカードなど幅広い金融サービスを、個人、法人、政府機関向けに展開しています。世界中で約4,200の支店

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          バンク・オブ・アメリカ決算発表(2024年4~6月期)

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          昨日のNY株式市場概況(2024年7月17日)

          S&P500:5,588.27(▲1.39%) ダウ30:41,198.08(+0.59%) Nasdaq:17,996.92(▲2.77%) バイデン政権が、半導体の対中輸出規制にもかかわらず中国にチップを提供している企業への規制を強化するとの報道を受け、半導体株が急落しました。やり玉に挙がったオランダのASMLホールディングス(ASML)は、好決算を発表したにもかかわらず▲12.7%と急落しました。 この半導体株下落には、トランプ氏が台湾はアメリカに防衛費を払うべきだと

          昨日のNY株式市場概況(2024年7月17日)

          ゴールドマン・サックス決算発表(2024年4~6月期

          ゴールドマン・サックスは、1869年設立の大手投資銀行で、投資銀行業務、証券取引、資産管理、商業銀行業務など、多岐にわたる金融サービスを提供しています。 NYに本社を持ち、北米のほか、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカ、中東などにオフィスを展開しており、総数は約60か所に及びます。最近では、サウジアラビアのリヤドに中東地域の統括拠点を設立するための認可を得たと報じられました。 1999年に上場、2008年には金融危機を経て銀行持株会社へと転換しています。最近の動きとしては

          ¥300〜

          ゴールドマン・サックス決算発表(2024年4~6月期

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          昨日のNY株式市場概況(2024年7月16日)

          S&P500:5,667.20(+0.64%) ダウ30:40,954.48(+1.85%) Nasdaq:18,509.34(+0.20%) 6月の小売売上高が前月比横ばいとなり、▲0.3%と下落予想を上回ったことから、景気のソフトランディングへの期待が高まりました。 利下げに対する期待も高く、FedWatch Tool では9月利下げの予想が100%となっています。 利下げと景気の両面から買い安心感が広がり、幅広い業種で上昇しました。一方でメガキャップやITの一角は下

          昨日のNY株式市場概況(2024年7月16日)

          シティグループ決算発表(2024年4~6月期)

          シティグループ(C)は、消費者金融、法人金融、投資銀行、証券仲介、貿易・証券サービス、ウェルス・マネジメントなど、幅広い金融商品・サービスを消費者、法人、政府、機関投資家に提供している世界的な金融サービス持株会社です。 1812年のシティバンク・オブ・ニューヨーク(City Bank of New York)設立を起源として、米国内で事業を拡大し、20世紀前半には中南米を皮切りに、欧州など海外へもネットワークを拡大しました。 1998年、傘下にソロモン・スミス・バーニーを

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          シティグループ決算発表(2024年4~6月期)

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          JPモルガン・チェース決算発表(2024年4~6月期):事業好調、一時収益も加わり最高収益を記録

          JPモルガン・チェース(JPM)は、世界トップクラスの総合金融サービス会社で、投資銀行、商業銀行、証券取引、資産運用、プライベート・バンキングなど多岐にわたる金融サービスを提供しています。 2000年にJPモルガンとチェース・マンハッタンが合併して誕生しました。その後も、2004年にはバンク・ワンを、また2008年には経営破たんしたベア・スターンズを救済合併するなど、買収を重ね、事業を拡大しています。 直近では、2023年5月に経営破たんしてFDIC(米連邦預金保険公社)の

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          JPモルガン・チェース決算発表(2024年4~6月期):事業好調、一時収益も加わり最高収益を記録

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          昨日のNY株式市場概況(2024年7月15日)

          S&P500:5,631.22(+0.28%) ダウ30:40,211.72(+0.53%) Nasdaq:18,472.57(+0.40%) FRBパウエル議長は、講演で最近のデータからインフレ抑制が進展し、景気後退も回避できると発言しました。これを受け、先週から続いている9月利下げに対する楽観ムードが維持され、買い安心感につながりました。 13日の狙撃事件の後、大統領選でのトランプ氏再選の可能性が高まり、トランプ氏が掲げる減税や規制緩和などの政策から恩恵を受ける可能性

          昨日のNY株式市場概況(2024年7月15日)

          デルタ航空決算発表(2024年4~6月期):大幅増収でも燃料コスト高が響き利益は減少

          デルタ航空(DAL)は米国を代表する世界トップクラスの航空会社です。 アトランタを本拠(メインハブ)に、ニューヨーク、ロサンゼルス、デトロイト、ミネアポリス、ソルトレイクシティを中核(コアハブ)として、米国内のほか、欧州、カナダ、中南米、アジア、豪州と世界各地に国際線を就航しています。 1924年の設立当初は農薬散布をしていましたが、1929年に旅客輸送をスタートさせました。1970年代までは国内線が主体でしたが、1991年に経営破たんしたパンアメリカン航空(パンナム)から

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          デルタ航空決算発表(2024年4~6月期):大幅増収でも燃料コスト高が響き利益は減少

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          <今週の主要統計・イベント(7/15~7/19)>

          先週は、FRBパウエル議長が2日間にわたり上院と下院で議会証言を行い、 ・インフレ2%目標にはまだ達していないが、進展はしていて自信はある ・現在の状況は、利下げが早すぎればインフレ再燃、遅すぎれば経済と雇用の弱体化という両面のリスクに直面している ・より良いデータが得られればさらに確信が強まる ・データに基づいて必要と判断すれば政治日程に関わらず決定を下す という内容のことを述べています。 もう一つの注目ポイントだった6月のCPI(消費者物価指数)は、前月比▲0.1%と予

          <今週の主要統計・イベント(7/15~7/19)>

          <今週の主要・注目企業決算(7/15~7/19)>

          先週末から2024年4~6月期の決算発表が始まりました。 11日(木)のデルタ航空を皮切りに、12日(金)にはJPモルガン・チェースやシティグループなど大手銀行が決算を発表しました。 12日の株式市場では、大手銀行株が軒並み値を下げています。決算を発表した大手行の収益実績は比較的堅調だったと思いますが、景気の先行き懸念から7~9月期以降の見通しを厳しめにみているようで、それが株式市場では期待外れと映ったようです。 今月に入り、雇用統計や消費マインドなどの指標は、景気の先行

          <今週の主要・注目企業決算(7/15~7/19)>

          コナグラ・ブランズ決算発表(2024年3~5月期、2024年5月通期):販売数量減り減収減益、通期見通しも引き下げ

          コナグラ・ブランズ(NYSE:CAG)は1919年創業の加工食品メーカーで、米国内を中心に、消費者向けに多様なパッケージ食品を展開するほか、外食産業向けに食材や商品を提供しています。 冷凍食品の「Birds Eye®(バーズアイ)」、「Healthy Choice®(ヘルシーチョイス)」、「Marie Callender's®(マリー・カレンダーズ)」、製菓材料の「Duncan Hines®(ダンカンハインズ)」、ホイップクリームの「Reddi-wip®(レディウィップ)」

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          コナグラ・ブランズ決算発表(2024年3~5月期、2024年5月通期):販売数量減り減収減益、通期見通しも引き下げ

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          昨日のNY株式市場概況(2024年7月12日)

          S&P500:5,615.35(+0.55%) ダウ30:40,000.90(+0.62%) Nasdaq:18,398.45(+0.63%) 6月のPPI(生産者物価指数)上昇率が前月比+0.2%と予想(+0.1%)を上回りましたが、7月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報)が66.0と予想(68.5)を下回ったことで、利下げ期待の買いが続きました。引け間際に上げ幅は急速に縮小したものの、ダウ平均株価は5月17日以来となる4万㌦台を回復しました。 4~6月期決算を発表し

          昨日のNY株式市場概況(2024年7月12日)