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習慣・山猫堂 2022年1月第3週

「習慣・山猫堂」と題して一週間の作業の内容や日々の暮らし、考えてることや愚痴や呪いや願いや希望など思いつく限り書き散らかしていきます。
読んで楽しいかどうかはわかりませんが「漆貴 山猫堂の作業と思考の記録」です。
では2022年1月第3週の「習慣・山猫堂」はじめます。

(この記事は有料設定ですが99%無料で読むことが可能です。有料部分はウチの名誉従業員の猫の画像のみとなっています。漆貴 山猫堂への支援として購入いただけましたら小躍りして喜びます。)

この1週間で出来たこと

今週は「出荷」。メインはこれ。
ハワイの人から注文があった「ARIGATO」のペンダントの鋳造が上がってきたので急いで磨いて燻をかけてから予め作っておいたウッドビーズのコードに付けて完成!
梱包してEMSで発送してきました。

ARIGATOのペンダント

漆貴 山猫堂の商品は漆塗りがほとんどなので、漆を塗らない銀無垢のこの商品は鋳造が終われば素早く発送できます。
通常の品はここからが本番の漆塗りの作業で時間もかかるところです。
今回はその時間を丸ごとカットできたので新鮮な感覚でした。
「銀無垢の品もっと増やそうかな」と思ったり思わなかったり。

次に取り組んでいたのは「草摺リング」
前回まではここまで出来ていた所から「フチ」をつけてから漆塗り。
漆貴 山猫堂では漆の色は「黒」か「朱」でしたが、今回は「黄口」と呼ばれるオレンジっぽい色で塗ってみました。
自分でもあまり見慣れない色ですが、これはこれで別な印象が生まれます。
民藝っぽい?田舎っぽい?
ちょっと懐かしい、親しみのある色です。
この草摺リングに合っているかどうかわかりませんが、この色で仕上げてみます。

塗り始める前
黄口の色

これからの1週間でやりたいこと

次の1週間でやること。
最優先事項は注文の品の仕上げ。
これ⬇️の面頬の漆塗りを仕上げて発送までがファーストミッション。

お面と角がワンセット

次に草摺リングの漆塗りを続行。できればあと2回塗りくらいで終わらせたいけど、全ては塗面のキレイさ次第。

他には新作のディスプレイ台。
新作を早く売り出さないといけないのでこちらも待ったなし。
でもクオリティも非常に重要なので手は抜けない。
けどあまり時間と手間をかけすぎるとコスト回収が難しい。
その隙間を狙うのが自営業の日常です。

これがどこまでカッコよくできるかにかかっている

未来への意気込み、または雑念。

最近は作業以外に庭の木を切ることを習慣にしている。
1日にちょっとだけ枝を剪定したり、切り倒したりを習慣化したい。
毎年冬は「寒いし春になってからやれば良いか〜」とほったらかしにしている。
そのうち雪が降って「雪が溶けたらやろう」になり、そのまま春になり、いつのまにか草ボーボーとなるのが恒例だったので、今シーズンは計画的にやろうとしている。
夢の庭計画、このまま続くのか。

作業的にはとにかくお待たせしている品の発送。そして新作。
2022年はペースを上げて行きたいので頑張る。

ではまたお目にかかることを期待して…
漆貴 山猫堂

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