ウルシ

自由になれない自由人 格闘 TAC  飛ばない方の空軍兵士でした。

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最近の記事

至近距離射撃をやるならミット打ちをやっておいた方が良いと思う理由

 筆者はかつて某組織にて働いていた時に64式7.62ミリ小銃、9ミリ拳銃、9ミリ機関拳銃、5.56ミリ機関銃MINIMIを扱った経験がある。他の銃はせいぜい交流等で触った程度しか無いので、語る事は出来ないが、軍用小銃、軍用拳銃という括りである以上そんなに変わることは無い話をしようと思う。 ★舐めてはいけないが………★  筆者が扱った小銃は7.62×51ミリ減装弾という強力な弾薬を放つ。これは西側諸国がNATO規格の弾薬として制定している.308ウィンチェスター弾の発射薬の

    • 化け物みたいな耐久性のタクティカルライトElzetta charlieについて書いてみた。

       ー私物装備は財布に優しくないー。  あらゆる職種に於いて、仕事道具を買い揃える時、選ぶ基準は人それぞれであろう。所謂独身貴族であれば多少のコストを掛けて性能を優先することは出来なくもないが、所帯を持ってる者にはなかなか厳しいものがある。また、装備に金を掛けるものであっても、その優先度もまた人それぞれである。  プレートキャリアにバリスティックヘルメットなど、作業服と銃と弾以外の全てを私物で購入してきたかつてのイキリ士長であった筆者であっても、全てをHigh Tierな装具に

      • ウマ娘 RTTTを語りたい。

         当作品であるが、正直ここまでのめり込んだ作品自体が人生初で、上映期間は勤務以外毎日映画館に足を運んだ。居住地から最寄り映画館まで300kmあったため、2週間の上映期間で30万以上の交通費+燃料代を使ったが、悔いはない。本当に幸せな2週間でした。円盤化を心よりお待ちしております。 ↓以下感想 ・ナリタトップロード  好きにならない理由が無かった。ダービーでのアドマイヤベガに1着を許してしまった時、勝ちきれない自分、応援してくれた人達が離れていくかもしれないという恐怖、菊花

        • タントーブレードの特性

           筆者はこれまで40数本のナイフを購入してきたが、その中でも最も最初に購入し、尚且つ未だに使い続けてる個体にアメリカ、ベンチメイド社のベストセラーナイフこと、ニムラバス141SBKがある。  航空機エンジン用タービンブレードに用いられるステンレス鋼154CMとアルミニウム製ハンドルを採用しており、非常に軽い。   軽い 重量バランス良し 頑丈 と、三拍子揃った個体であり、以前ナイフ格闘に長けた某人物に「オススメのナイフ」を聞いた所、「ニムラバス持ってるんでしょ?充分過ぎる

        至近距離射撃をやるならミット打ちをやっておいた方が良いと思う理由

          福井で見つけた火葬場

           先日諸用で福井県某所を走行中に見掛けた火葬場  福井にはサンマイ(三昧)と呼ばれる火葬場と墓場を併せた形態の小さな霊園が風習的に残るらしく、クニが西の方の筆者には新鮮だ。今はこのテの火葬場を扱いこなせる人が減少してるそうで、遺族の負担も大きかったとの事だ。尚、失礼ながら興味本位で心霊的な話がないか調べてみたが、軽く調べた程度では出てこなかった。「そういう場所ではない」という事だろう。 ↓参考

          福井で見つけた火葬場

          銃剣は要るのか要らんのか。

           X(旧Twitter)ミリタリー界隈を定期的に騒がす話題である「銃剣不要論vs銃剣必要論」。前者は自衛隊を含む兵役未経験者に多く、後者は兵役経験者、特に地上戦闘職種に多い気がする。  先ず筆者は銃剣は「必要」であると考える側である。  筆者は銃剣は詳しくない。銃剣の歴史に関しては各位で調べて欲しい。奥が深すぎるので、ここでは書ききれないのだ。その上、筆者は64式小銃用銃剣しか触ったことが無い。一応銃剣格闘の経験はあり、定期的に実銃及び銃剣を使用した練習はやってはいたものの、

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          格闘における脱力

          “脱力”  直ぐ身体が力むクセがある者にとっては永遠の課題であると思う(気がする)。  筆者自身、力みグセのせいで散々苦労して来たし、喧嘩で散々負けてきた。勝てるようになったのは練度や技が増えた云々とかでなく、脱力の仕方を少しは学んだからである。   ★それで強く蹴ってるつもりですか?★  クラヴマガを始めて初日ぐらいに言われたことである。始めての環境で緊張していたとはいえ、力みグセのせいで蹴りがお粗末極まりないモノになっていた。  格闘初心者や怒りに身を任せた状態で強

          格闘における脱力

          某徒手格闘について思ったこと。

          “構えと突き” 「俺たち日本人は体格的に力で白人には勝てないの!だから“型”を磨いて、撃力を発揮できるようにしないと勝てないの!!」  これはかつて某組織に居た時の先輩の御言葉である。未だに空間動作の演練をする度に頭の中で反芻している。  殆どの軍事的な組織での徒手格闘の位置付けは素手にせよ武器にせよ、ありとあらゆる手段を以て相手を殺傷もしくは捕縛する為の白兵戦における実質的な最終手段である。多分  筆者は格闘が好きだ。というより、戦いを模した分野全般が好きかもしれない。

          某徒手格闘について思ったこと。