ハンガリー生活費(2023年5月)の記録vs日本
さて、今日はハンガリーの生活費についての記事になります。私自身、この国に来る前にネットで調べていた生活費と、実際にかかった費用とかなり乖離していた経験があり(戦争が始まり、エネルギークライシスによる家賃高騰、物価高騰が発生していたため)、もしこれから留学や駐在に来る方に参考になればと思い記載します。
ではまず2023年5月生活費の記録です。旅行に行ってない月の費用です。
家賃はやや高めのところに住んでいるので、安く済ませようとしたら5-6万円くらいで住めるのでここはもうすこし節約できる可能性があります。さらに大学の寮なら月2万円以内(最長1年住める)で済ませられます。
食費はsparで主に買っているので、Lidlで済ませればもう少し安くできる可能性もありますが、まあこのくらいかと。
外食はファストフード店や、カフェ行ったり、ケーキ買ったりです。特別高い店に行ってないですね。
雑貨と服は、化粧品やシャンプー、夏服を買ったり。
娯楽はBudapest市内の温泉に通う趣味があり、これは少し高め。節約できるポイントです。
通信費はアプリのサブスクとTelekomのネット代など合計ですね。Telekomだけなら9990Ft(4095円)とかでいけると思います。
交通費はBudapestから少し遠出(日帰り)した日がたしかあったので、少し高め。Budapest市内なら学割のBKKチケットで5カ月分まとめて購入でき、16200Ft(6642円)なのでほとんどかからないと思います。
ちなみに学費は6か月分で40万円なので、1年あたりの学費は80万円になります。
ということで、12か月分を計算してみると・・・
<奨学金利用無し>
学費:80万円
生活費:196万円
合計:280万円
もしこれが奨学金利用だと学費が0になり、月々の支給額が2万円程度なので、
<奨学金利用>
学費:0円
生活費:170万円
合計:170万円
そしてもし寮に入れれば、家賃2万円程度になるので、最安パターンだと
<奨学金利用+寮1年>
学費:0円
生活費:110万円
合計:110万円
でかなり格安で生活できます。
もし年1回程度、日本に帰国する費用を考えれば、+30万円(往復の飛行機代)ですね。あとヨーロッパの中で旅行をしたいとかなら、その費用も視野に。
以下は日本で大学生が一人暮らしする費用です。
東京や大阪などで生活する場合はもう少しかかるでしょうが、比較すると、
<全国平均:生活費>
150万円
※学費は別途かかる
なので、ハンガリーでの生活費は奨学金利用に加え、寮に入れた場合に、日本よりも安くなる可能性があるといえるでしょう。
また一方でアルバイトなどで生活費を補填しようという考えがあったとします。そうする場合、
ハンガリーでアルバイトして生活費を稼ごうとすると、飲食店で時給500-600円程度です。
日本食の高級レストランで働いているハンガリー人と日本人の友人は時給550円と言っていました。また、IT系の学生向けのインターンも時給300円程度も案件にもかなり応募が殺到していたので、選ぶ必要がありそうです。
日本だと、最低賃金(全国加重平均)は961円なので、この点においては日本で稼ぐ方が高いです。そのため、ハンガリーでのアルバイトはおすすめしません。もしくは日本の仕事をオンラインで請け負う方が良いといえるでしょう。
おしまい。
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