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雑用にもにグーグルを気軽に活用

ありがちなことですが、たとえば仕事を始めて十年くらい経った人は、会社によるけれども、もはや自分でテプラを作るような雑用をしなくなるのでははないでしょうか。そうすると、いくら機械が進化しても、そのことに誰も気づかないまま、アルバイトさんが辞めてしまったりすると、手入力するしか術がなくなります。
入ってきたばかりのアルバイトさんに「じゃあテプラ作っといて」と言って、エクセル表から流し込み印刷でやれば五分で終わるようなことに、一時間も二時間もかけさせたりする。
悪気があるわけではないし、もしかすると仕事自体があまりなくて、でもひまそうにしていると「あのアルバイトの人いらなくない?」となるので、あえて時間をつぶさせようとしてそうやっているのかもしれませんだ、なんだかそういうことって非常に多い気がします。
エクセルなんかも、すごく進化しているけれども、進化しすぎて使いこなせている人はごくわずかなのではないでしょうか。

この間も、こんなことがありました。
会社で作っているエクセルの年間スケジュール表の、二百件くらいある予定を全部自分のグーグルカレンダーに入れたいから、出張している間に書き込んどいて、と上司から言われた人がいました。忙しい時期でもなかったし、軽く頼んだのでしょう。
頼まれたほうは、「は? そんなことまで?」とびっくりしながらも、このご時世、そんなちまちましたことやってる人なんていないだろうと思って、グーグルで「グーグルカレンダー」「エクセル予定表」「移す」などのキーワードで調べてみたら、データを簡単に移す方法が見つかって、ものの十分で終わってしまったそうです。
そのあと、わざわざ手入力する必要はないことは教えてあげたそうですが、忙しいからといってなんでも人に丸投げしていると、そういう風に、便利な方法は知らないまま、時代に取り残されてしまいます。

上の人はいろいろ企画したり考えたりしないといけないから雑用している暇はないとは言っても、雑用させる人に「こうやってやれば早くできるから」と言えば、無駄な時間を減らして、もっとたくさんの雑用をしてもらえることになり、仕事も進むのではないでしょうか。
逆に、上司が簡略化の方法を知らなければ、「これ半日くらいでやっといて」といったのが実は十分で終わっても、そのことを内緒にして、残り半日遊ばれてもわからないわけです。
(息抜きする時間も大切ですけどね、とは言え……)。
これから働く人には、おかしいと思ったらまずグーグルで調べることを推奨したいと、心から思いました。

余談ですが、インボイスの番号を教えてくれという通知の雛形も、検索したらすでに作ってくださっている方々がいて、山程探せます。
気軽に頼む人も、自分でやるんならちゃんと探すんだろうけど、基本的に人に頼むときは雑になりがちなんで、引き受けるほうも気をつけたほうがいいのでしょう、自分の身を守るためにも。
危うく全部ワードで打たされるところだった、怖い怖い………!!!
(よく知らないのですが…、これからそういうのをCHATjptとかでどうにかするのかな?)

※写真と本文は関係ありません。

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