「ウルカモが売却の自信をくれた。」30代、マンション購入後1年で売却に踏み切った理由。
「売り出す前に買い手が見える」そんなウルカモのコンセプトを体現するかのような売却事例が、2022年の7月に生まれました。
売主である高橋さんは、姉妹サービス「カウカモ」で購入した住まいに2021年4月に入居したばかり。引っ越しから1年強という短い期間での売却となった本事例の背後にあったのは、市場調査のつもりでご自宅を投稿したウルカモで届いたたくさんの反響でした。
「妻と合意形成する過程でも、ウルカモの査定やリアクションが役に立った。」そう語る高橋さんに、売却までのストーリーをお伺いしました。
「自宅は3回つくるもの。」購入時から抱いていた売却・住み替えへの関心。
ー 高橋さんご自身がフルリノベを施したというご自宅ですが、そもそもこの家を購入しようと思った経緯についてお聞かせください。
高橋さん:コロナ前から在宅ワークの比率が増えてきたのと、子どもが歩けるようになったことで、賃貸住まいに窮屈さを感じるようになったのが購入のきっかけです。
「書斎があって、子どもが足音をたてても気にならない家」という点にこだわってカウカモで家を探し、1からフルリノベをしました。
ー 入居されてから約1年で売却となりましたが、もともと売却前提での購入だったのでしょうか。
高橋さん:1年で手放すことは想定外でしたが、長くても10年、短くても5年で売却しようと考えていました。元々僕がインテリアメーカーに勤めていたこともあり、家族の住む場所はライフステージに合わせて変えるものという認識があったんです。
知人の設計士から「一生の中でリノベは3回やらないと思いどおりにはならないよ」ということも聞いていたので、いずれ住み替えることを念頭に資産価値が残りやすい物件を中心に探しました。リノベする際にも、買い手がつきやすいように内装のこだわりとリセールバリュー(売却する際の価値)のバランスに配慮しましたね。
ー もともと売却に関心をお持ちだったんですね。そのような背景もあり入居されてから約半年経った頃に、まずはカウカモの方で売却査定をご利用いただいた様ですが、そちらはどんなきっかけでしたか?
高橋さん:もともと不動産売却をめぐる市況に興味があったので、「いま売ったらいくらになるか」が純粋に知りたかったんです。
ただ、その時にはまだ買ったばかりの家を手放すつもりはなくて。売却が早すぎると残ったローンとのバランスも気になりますし、市況的にもまだまだ上がるだろうと思っていたので売るのは当分先のことになるだろうと考えていました。
「ウルカモで自宅の資産としての強みに気付けた。」 たくさんのラブコールを受けて売却に踏み切るまで。
ー ウルカモのサービス公開について知ったのはカウカモメンバーズ(カウカモの過去の成約者様のコミュニティ)のお知らせだったとのことですが、第一印象はいかがでしたか?
高橋さん:これまでになかったサービスだな、と新鮮に感じました。たとえば自宅の写真をSNSに投稿している人はたくさんいますが、その情報の受け手は知人であって買い手ではありません。
でもウルカモなら、売りに出す前に購入希望者からの反応を見れたり、評価をしてもらえたりする。市場調査のために用いるのであれば、これほど適したサービスはないと思いました。
ー 高橋さんのお宅はウルカモに投稿された中でもトップクラスの人気物件となり、最終的には117件の「スキ」と28件の「買うかも」がつくことになりましたが、購入検討者からのリアクションはどのように受け止められたのでしょうか。
高橋さん:家を持つものとして、投稿に「スキ」がつくのは単純に嬉しかったです。ペットを褒められたときと同じ感覚と言えばいいのかな(笑) 「買うかも」については、売り出した時の反響のボリュームをだいたい把握できるのがいいなと思いました。
たくさんリアクションをもらうなかでも一番嬉しかったのは、購入を検討してくださる方から直接もらえるコメントでした。自分でも思いがけない角度からのコメントがあったりして、ウルカモで自宅が持つ資産としての強みや市場からの期待について認識することができました。
ー 具体的にはどんなコメントが気になりましたか?
高橋さん:たとえば、ウォークインクローゼットやリビングの広さを褒めてくださるコメントや、階下が駐車場であることを投稿に書いたところ、子どもが騒いでも平気なことを好意的に受け止めるコメントがありましたね。
他にも、ベビーカーをお持ちの方に駅から家までの道の幅について質問していただいたのですが、僕と同じような子育て家庭の方がどんなところに注目して家を探しているのかについてウルカモを通じて理解を深めることができました。
ー 元々の売却意向度は星3つのうち1つでしたが、購入検討者からのリアクションを通じて売却を前向きに捉えられるようになったのでしょうか。
高橋さん:確かに、そういう面もありますね。ちょうど、子どもの成長やこの先のライフプランを考えたときに当初の計画よりも手前で売ってもいいかもしれないと思いはじめた頃だったので、これだけウルカモで反響があるなら真剣に売却を検討しようかなと考えました。
ただ、妻は売却に関して反対の立場でしたし、リノベーションをこだわった分の評価が最終的な売却価格にどう加味されるのかが分からなかったこともあって、すぐには決断できませんでした。
ー 最終的に奥様が売却に踏み切ることができたのはなにがきっかけでしたか?
高橋さん:「スキ」や「買うかも」が一定数溜まってきたタイミングで、ウルカモスタッフの小島さんに改めて売却について相談してみたんです。そして改めて詳細な査定額を出していただいて、それが事前の査定よりも納得のいくものだったので強く後押しされました。
小島さんに作成いただいたローン残債と売却額のシミュレーションや、ウルカモのリアクション数などの客観的な数字をまじえて、「いま売り出せば、きっとこれからの生活の足掛かりになる」という話を妻にしたところ、妻もしっかり納得してくれました。
その後も小島さんには、エリア外の売却動向について共有いただいたり、売却後の住み替え先となるだろう賃貸の内見にも付き添ってもらったり、本当にたくさんのサポートをいただけたので、ウルカモの売却相談がなかったら売ってなかっただろうなと思います。
売り出し開始後、1ヶ月未満で成約。ウルカモ+カウカモの黄金タッグ。
ー 実際に売却活動を開始してから、ウルカモで得た市場調査の気づきが活かされた瞬間があれば教えてください。
高橋さん:カウカモ編集部の方とやり取りをする際に、「ウルカモのコメントでこんなところに注目している方がいましたよ」とお伝えしたのですが、自宅のアピールポイントはどこか事前に知れていたのは大きな自信につながりました。
実際に購入いただいた方は小さなお子様のいるご家族で、広さや内装のテイストだけでなく階下に住戸がないことも気に入ってくださったみたいなので、ウルカモで得た学びはしっかり活かすことができたと思います。
ー 高橋さまご自身と同じライフステージの方に住まいをアピールすることができたということですね。
高橋さん:そうですね。2度目の内見にいらしたときには、先方の奥様と僕の妻がずっと保育園事情や子育てのしやすさについて話をしていましたし、お互いにそうした会話を通じて売却・購入のイメージを具体的なものにすることができたのではないかと思います。
マンション売買も最終的には人対人の取引なので、「共感」の力というか、お互いの背景を想像しながら対話することが大事なのだなと思いますね。ウルカモ・カウカモともに売主の想いの部分まで伝えられるサービスなので、共感の力を得やすいのかもしれません。
ー 売却活動を終えてみて、現在のご心境はいかがでしょうか?
高橋さん:まずは、早く買い手が見つかって本当によかったと思います。半年ぐらい決まらないことも覚悟しながらの売却だったので、最初のオープンルームに来てくださった方が無事成約に至ったことで、肩の荷がおりたような気持ちがあります。
あとは、自宅を気に入ってくださったことがなによりも嬉しいですね。ウルカモでリアクションがあった時もそうでしたが、こだわりを隅々まで込めて作った家なので、ディテールまでちゃんと評価してくださる方に住まいをお売りすることができてよかったです。
ー 今回の売却で得た学びをもとに、次にご自宅を売り買いする時にトライしてみたいことはありますか?
高橋さん:人生で合計3回は住み替えやリノベをするつもりですので、次もまた中古を買って自分でリノベしたいと思っています。その家を手放すかどうか検討する時にはまたウルカモとカウカモを利用することになるでしょうね。
今回もウルカモに自宅を載せていなかったら自信を持って売却を決心できなかったですし、リノベに興味がある人がこんなに集まっているプラットフォームは他にないので、自宅の強みがちゃんと刺さる人と出会えるという意味でもウルカモとカウカモの組み合わせは強いと思います。
住まいの売却を検討している方へ
ウルカモは、住まいをお持ちの方が持ち家を投稿し、住まいをお探しの方がリアクションすることで、売買意向をマッチングするサービスです。
投稿することで、お住まいの査定による推定相場額と、購入ニーズを確認することができます。
いくらで売れそう?本当に買いたい人いる?・・・
相場も購入ニーズもかんたんにチェック、売りたい気持ちが高まったそのときに売却相談に申し込むことができます。
マンションをお持ちの方は、是非お気軽に住まいを投稿ください。
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