ヒトは、◯◯時間連続で起き続けてはならないというほんとうに怖い身体の話
こんにちは。胡乱布団です。
今回は、ヒトは$${n}$$時間連続で起き続けてはならないという非常に教育的で科学的な話をしたいと思います。なにせ、わたくし、教育系Noterですので。
唐突ですが、みなさん、これまでの人生を振り返っていただいて、「徹夜」と呼ばれるものをしたことはありますか?
特に、なにか統計データにあたったわけではないのですが(もしあればご教示ください)、わたしの鋭敏な肌感覚によれば、ほとんど9割以上(あるいは8割、ややもすれば7割、ひょっとすると6割、世の中の半分以上、またはそれ以下)の人が1回くらいはしたことがあるんじゃないでしょうか。
徹夜をする理由はさまざまあると思います。深夜徘徊、ゲーム周回、レポート課題、残業が終わらない、昼夜逆転で生活習慣が終わってるんだい! などなど。
しかし、ここで、みなさんに衝撃的な事実をお教えしたいと思います。それは……、
徹夜は結構身体によくない!!
今回は特に徹夜の中でも38時間連続で起き続けてはならないという統計データ($${N=1}$$)を説明したいと思います。
まずは、どうしてそのような状況に陥ってしまったのか、簡単に整理しておきます。
まずそもそも徹夜が苦手というわたし
わたしはいわゆるロングスリーパーというやつで、睡眠時間は8時間は最低でもほしく、10時間あると充分くらい、さらに加えて昼寝をします。
ですので、睡眠時間を削ると甚大なダメージを負い、「そらをとぶ」でポケセンに逃げ込まなければなりません。
経緯
その日はもともと、深夜アニメを視聴していて、夜も更けていた(疑問手)。
そのうえで、おもしろそうなアニメ映画が配信されているのを見つけてしまった(王手)。
ほんとうにおもしろくて、ついつい観てしまった(悪手)。
観終えたのが6時過ぎ(7時寄り)だった(時間切れ負け)。
ちなみに、「経緯」って熟字訓で「いきさつ」って読むんですよ、知ってましたか?(教育的)
どうして寝なかったのか?
午前中に本屋に行きたかったため。
どうして本屋に行きたかったのか?
そこに、本屋があったため。
このように、わたしにはやむにやまれず徹夜の選択をしてしまったのです。
当日の感覚
眠気がピークに差し掛かったのは午前8時から9時の間で、気を抜けば落ちるくらいの状態でした。
本屋で本を立ち読みしていても、文字列を追っているのに内容がまったく入ってこず、もう二度と徹夜明けで本屋には行かないぞ、とけっしん(決心/欠伸)しました(←うまい!w)。
しかし、それも正午を過ぎると、徹夜erズハイとでも言いましょうか、まったく眠くならず、目はむしろ、どうもバキバキ眼球で、割と平生の自分と変わらないくらいの感覚になっていました。
それから、なんだかんだ起き続けて、床に着いたのは0時過ぎ。40時間近くも起きていたのですから、もうひゅっと落ちて、泥のように眠れることを期待していました――。
――が、なかなか寝付けない!
結局、寝付くまでに1時間半くらい布団と骨肉相食んでいました笑
危険な38時間
しかし、災難は続きます。やっと寝付けたのに、2時間くらいで目が覚めてしまったのです。
しかも、覚醒した瞬間、脳内に処理しきれない、夥しい量の情報が流れ込んでくるような感覚に陥り、わたしの自我はその奔流に呑まれそうになりました。
かろうじて、自分の名前と学籍番号を高速詠唱し、事なきを得ましたが、それでも、しばらくは、自分が何者なのか判然としないというか、身体が紐状になってバラバラになってしまって、なにか無機物になってしまったかのように感じられました。
そのとき、わたしは思い至ったのです。38時間連続で起きてはならなかったのだと。
ここで注意していただきたいのは、37時間でも39時間でもなく、38時間だからこそ危険であるということなのです。
さて、ここでやや難解な数学のお話なので厳密な証明は省きますが、この3と8という数字を互いに乗ずると、実は
$${3\times8=24}$$
となるのです(科学的)!! これは認めてください。
すると、もう、勘のいい人なら気づいたかもしれませんね。
$${3\times8=24}$$、すなわち、「かける」と「24」になる。これを逆から読めば、
42かける……。
うーん、闇が深い!
(ちなみに、わたしの夜を朝にすり替えてしまったアニメ映画は、奇しくも『空の青さを知る人よ』というアニメ映画でした。まったく、空の青さを知ってしまいましたよ。いつかこの映画の感想を書きたいと思います(いや、これを書け!))
((ちなみにちなみに、わたしの知っている情報が更新されていなければ、ヒトの連続起床時間のギネス記録は約11日です。正気の沙汰ではありませんね))
胡乱布団
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