【読書感想】 鳥飼否宇『死と砂時計』
こんにちは。胡乱布団です。
今回は、ずっと積んだままだった、『死と砂時計』を読んだので、その感想を書きたいと思います。
『死と砂時計』は鳥飼否宇さんの連作短篇推理小説で、ジャンルといえばディテクティブものになりますかね。
ざっと設定を紹介すると、舞台は世界中の死刑囚を収監している監獄の中で、いろいろな不可解な事件(死刑執行前夜の死刑囚が殺された!? や、男子禁制の監獄で、女性死刑囚が妊娠した!? etc…)が起き、主人公のアラン・イシダとシュルツ老が謎を解き明かしていく