著書紹介　『甘やかな声で噛みにきて』

　どもどもー！　５作品も一度に配信するという暴挙に出たので一気に忙しくなった揺蕩う貴腐人（？）洞施（うろせ）うろこです！
　文字数を気にせず記事を書けるnoteですので、思うように自創作オメガバースBL小説を紹介したいと思います。
　今回はオメガバースBL５作め『甘やかな声で噛みにきて』です。

「初対面のΩにこんなことを言うのはおかしいと思うけど、何ていうか、海くんは放っておけなくて。ここで俺が追い出したら、変な男かαにでも騙されてボロボロにされそうで本当に危なっかしいというか……」

　男女の別のみならず、α・Ω・βの二次性が分かれる世界。立場の弱いΩは、社会制度で最低限の生活保障を受けている。

　世話係を振り切って宛もなく電車に飛び乗ってしまったΩの海。
　慣れない電車内で痴漢に遭った彼を救ったのは、偶然同じ電車に乗っていた妾腹αの一虎だった。
　お礼のために、と体を差し出そうとする海に呆れ、一虎は彼を自宅に案内して説教する。その中で海がふらりと行く先も決めず家出してきたことを知り、気持ちの整理がつくまで一緒に暮らすことを提案した。

　その後、腹違いの兄から海がα社会で名の知られた『佐々木家』の一員であることを聞かされる一虎。
　だが、どうやら海には本人も知らない特別な事情があるようで……

　お人好しな妾腹αと世間知らずな箱入りΩの、のんびりしたい（希望）オメガバースBL。
　周囲のゴタゴタに加え弟大好きお兄ちゃんｓが参戦し、徐々に事態は大事になっていく。

「待ちます。一虎さんと一緒にいられるなら、いつまでだって」

　α社会で護られているΩにも色々と悩みはあるという話。
　ちょっとだけ『ねとおぼ（略称）』のケイ×トモ夫妻が出ます。
　この作品も他作品と同じくセルフレーティングでR18に設定しているので、規約を守ってくださいませ！（大声）

　ムーンライトノベルズ＆pictBLandにて本編を公開していますが、Kindle版には書き下ろしSSを２作追加しています。
　Unlimited対応なので、登録されている方は無料で読めますよ！

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甘やかな声で噛みにきて オメガバースBLシリーズ (うろ書棚)

　SSのみならず、おまけ４コマも描いているのでよければお手に取ってください。
　表紙も裏表紙も自分で描きました。頑張った！
　こちらの『こえかみ（略称）』を始め、他オメガバース４作品＋過去に配信したBL作品はこちらからも確認できます。

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洞施　うろこ

　今回は、オメガバースBL小説第５弾『甘やかな声で噛みにきて』のご紹介でした。
　ではではー、またお会いしましょう。洞施うろこでした。