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茶室をつくることになりました-5(最終回)

最後に投稿してから、だいぶ、時間が経ってしまいました。
私の主人が着物屋をオープンするにあたり、お店に茶室を作ることになったので、
その過程を書いたら面白いかなと思い始めたのですが、オープンまでに思わぬことがたくさん起こり、なんとか、2年前にオープン。
7月10日で2周年となります。

オープンしてからは、自分の仕事とお店の手伝いとで、文章を書く余裕もなく、目の前のことをただただやることに終始していました。
まぁ、コロナの真っ最中でのオープン、主人は着物の販売に関しては長らく経験がありますが、経営者としてはこれから。私は販売は初めて。という危なっかしいスタートであったことは間違いありません。日々を「なんとか、なるさ!」という気持ちで過ごしてきました。
なんとかなっているような、なっていないようなで、2周年を迎えられたのは、お客さまと、私たちのそばにいて手を貸して下さったたくさんの方々のおかげであることは間違いありません。

さて、お茶室ですが、無事に出来上がりました。
現在は、体験ワークショップや、小さなお茶会などを開催しています。
ワークショップを始めたのは1年前。
道具類もたくさんあるわけではなく、お茶の師匠から頂いたもの、自分で持っていたささやかなもの、少しづつ買い足したものでスタートして、それでも、茶道をやってみたかったという方や、着物で出かける場所を探していたという方にいらしていただき、定期的に集まるお稽古会も開催できるようになりました。

主人のこだわりの躙口、少し大きめに作ってあります
お茶の師匠から頂いたお軸
お花も師匠がお持ちくださいました


主人の趣味でモダンな感じに


私が強く要望した水屋
小さいですが、配管をしてもらって水を流せるようにしました


当初、ワークショップを始めようと思っても、コロナ禍のこともあり、お店も不安定だったこともあり、スタートする勇気が出ませんでしたが、強く背中を押して下さったのがお茶の師匠でした。
茶道の体験ワークショップや、お稽古会で楽しそうな笑い声が響くと、やっていてよかったと心から思いますし、また来たいと言ってくださる方々がいらしゃるので、なんとか続けることができました。
師匠、師匠の娘さん、お稽古にきてくださる生徒さんに、本当に感謝しています。

これからは、お点前のお稽古の進み具合によってお道具を増やして、季節に合わせた楽しい道具の取り合わせなどもしていきたいと思います!



茶道や狂言のお稽古で必要なものに使わせていただきます。ぜひ、サポートいただければ幸いです。