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水中を描いた お話。

おはようございます。Uroad7です。
何となく早起きしました。
今日は今年の3月に描いた、水中のイラストのお話をしたいと思います。
見ていただけたら、とても嬉しいです。


テーマやお話しなど

元ネタ

今日お見せするのは、スーパーマリオのファンアート。

「また会いたいなんて、不思議だね」

マリオは、深海に沈んだ街と、ピーチ姫の古びた銅像に会いに行く。
ピーチ姫は、ずいぶん昔に故人となり、大昔いっしょに過ごしていたマリオは、年を取らず、悠久の時を過ごす。

ピーチ姫と過ごしていた日々も、人々が暮らしていた街も、今は大昔の話。けれど、彼女をかたどった祈りの銅像や、街は、確かに海の底に存在している。
彼女たちが生きていた証が、そこにある。
そんなお話を込めたイラストです。

制作環境

i Pad Proの10.5インチとProcreateで描いています。
仕上げのエフェクト(ノイズを加えたり)、明るさや彩度の調整はMac Book Pro 13インチ(2015)と、Photoshop CS6。

イラストの行程

どんなお話を描くのか、どんな感情を込めるのか。
先に決めてから、イラストを描き始めます。

こちらが完成したイラスト。

「また会いたいなんて、不思議だね」

今日は、このイラストの行程をお話ししていこうと思います。

線画 完成(ほぼラフ)

そんなこんなで、出来上がった線画がこちら。

まったく清書していない!
ですが上からどんどん加工していくので、意外と何とかなったりします。

色塗り

色ぬりの過程がこちら。

先にメインのキャラクターの色ぬり
街の色を描いていく
背景に色を乗せると、少しだけ海の雰囲気に近づきました

海が青なので、マリオの洋服の赤色だけは、黄身がかっていない、青みのあるマゼンダにしました。

影と光を入れていきます

ほとんど一色で、影を塗り塗り。ついでに光も挿していきます。

影を入れた感じ
全体的に光を入れました

レイヤーのモード「カラー比較(暗)」で暗いブルーを上掛け。
赤みや、明るすぎる部分が落ち着いた感じに。

海の中にいるような暗さに

ふわっとした影と光を描き足し

青みがかった色で、海の暗さを足していきます。

人物を中心に、暗さが広がる感じ

レイヤーの「追加」モードで、光を入れていくと、海に近づいていく感じがして、心はワクワクさん。

エメラルドグリーンに近い色で光をプラス
光源(上の方)をキラキラに
光源から日差しが入ってる感じ。日差しは、ぼかしも入れています

泡を入れたり、全体の調整をしたり。

白色で泡を描いていきます。
口元に泡のカタマリを描いたり、水泡を散らばしたりすると、海っぽい感じに。

わざと赤みがかったテクスチャ素材を重ねたりして、海の冷たい感じを和らげてみました。マリオの目元も濃い目に描いて、優しい目線になるように描き足し。

光なども全体的に描き加えています

フォトショで調整して完成!

フォトショで明るさの調整をかけました。
そんなこんなで、完成!

「また会いたいなんて、不思議だね」

今日はお気に入りのイラストのお話をしました。
ここまで見てくださり、ありがとうございます!

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