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エレガントな毒の吐き方を読んで

お久しぶり、読書シリーズでございます。本の一言感想と考えたことやらを書いています。
今回はきっかけから書かせてもらいますね。


悪口を言っちゃいけない、グチだって場所と人を間違えれば悪口になる。
んなこたぁ分かってるよ、じゃあ一生自分の思い・感情は蓋をしていいわけ?んなわけあるか!!
って思えるようになったのは、ホントここ数年の話。
良い感情も悪い感情も私のもの。人間なんだから様々な感情を持って良いし、表出していい。
それを適切にコントロール出来る事がひとつ大人なんじゃないかなと思う。
やみくもに悪口を垂れ流すのと明確に意見を提示するのは全然別物!

ただ、実際嫌な事をされた時、ヘラヘラ笑顔でスルーするのが一番手っ取り早いのも事実。日本人のよくないところ。
それじゃ永遠に解決しないし。そんな中スルーするのがしんどいって思ってきた時点で対処法としては最適じゃなくなってると気づく。

そんな時にこの本に出会って"待ってました!"と痺れた。読んでみて思ったのは、
"ぜひ実践編を出してください…!"

京都特有のコミュニティから特徴を分析して分かりやすい。ただ、そこで終わっているのが惜しい…惜しすぎる。あらかじめ、"スカッと!を求めないで下さい"と記載されている分、読み応えは少し足りない。教科書のように反復して自分の中で落とし込んでいけば、もう少しわかりやすいのかもしれない。ルーツを学ぶことで京都人の思考の癖を学ぶ、って感じでした(よりムズいって)

これは個人的な意見で、毒を吐きたいという段階で私は既に怒りボルテージ高めなので、猛毒バージョンを練習したいですね。沸点高い分、達したら冷めにくいタイプなので…。イヤミとか無しに、沸点低い人が羨ましくなる瞬間。

読みながら、このフレーズは確かに使えそう!とかこのシチュならこう言えたらいいなぁ…と自分ならどうあしらうか…を考えるヒントになりました。

遠慮して自分の意見が言えない、マイナスな事は尚更言いにくい…そんな時の一つの手法として"賢く伝える"の世界を知ってみませんか??



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