この身いっぱいに詰まった愛

アカウントを再始動するにあたって

 まず、この文章を開いていただきありがとうございます。3年ぶりにこのアカウントにログインしました。理由は、やっとできたどれだけ愛しても許される人への思いを、文字にして消化したくなったからです。ログアウト前の文章には、高校生当時好きだった他校の先輩への劣情が綴られていました。3年経っても、やることは大して変わらないようです。  

 違う点は、片思いか、両思いかというところにあります。かつて片思いをしていたときには、どれだけ好きであっても感情と文字たちはあくまでわたしの中にだけ積もっていき、体の中でぎちぎちとただ密度を増していくだけでした。そのときとは相手と状況も違うといえど両思いである現在においては、相手との日々のやりとりの中で、生まれる感情も、そこから出力される文字たちも変化し続けます。片思いばかりしてきたわたしには、この目まぐるしいとも表現できるほどの感情の変化が新鮮に思え、またじっくりと向き合ってみたいと感じさせられました。

 わたしが文章を書きたいという欲を失うか、または感情の新鮮さに飽きてしまうまで、自分のペースでゆったりと筆を(キーボードを打つ手を)動かしていきたいと思います。


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