「わたし、いま、幸せすぎて、このまま人生終わらせちゃいたい」 愛する人と初めて一緒に朝を迎えたとき、思わずこんな言葉がこぼれました。愛する人は「そうだね、終わってもいいよね」と静かに言いました。それは春の日で、カーテンの隙間から日の光が差し込んで、塵がきらきら光っていました。穏やかな朝で、それこそ、人生を終えるにはぴったりでした。もちろん、そのまま近所の川に心中しにいくなんてことは無く、今わたしはクーラーの効いた部屋で、パソコンに向かいのうのうと文章を書いています。 わ
アカウントを再始動するにあたって まず、この文章を開いていただきありがとうございます。3年ぶりにこのアカウントにログインしました。理由は、やっとできたどれだけ愛しても許される人への思いを、文字にして消化したくなったからです。ログアウト前の文章には、高校生当時好きだった他校の先輩への劣情が綴られていました。3年経っても、やることは大して変わらないようです。 違う点は、片思いか、両思いかというところにあります。かつて片思いをしていたときには、どれだけ好きであっても感情