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【脱ニワカ】同い年のビリーアイリッシュを語ってみたらレベチだった件。

ぼくは原動力的なものに年の近い人の活動を使っています。その中で代表例がグラミーで6つのトロフィーを持ち帰ったビリーアイリッシュ。彼女の人生観はどれも面白く、同い年とは思えないくらいの軸を持ってます。

今回は、世界トップアーティストであり僕の永遠のライバル、ビリーアイリッシュと彼女の人生観に触れていこうと思います。

ビリーアイリッシュって…?

2001年に、カリフォルニアで生まれたビリーは現在18歳。ホームスクール(学校の教育を家で受ける)で兄と両親に囲まれ育ちました。

兄・フィニアスとの講演を欠かさないビリーはホームスクールを通して兄妹の絆を深めました。このホームスクール期間が彼女の人生観に大きな影響をもたらしました。

2016年、兄が所属していたバンドのために書き下ろした「Ocian Eyes」という曲をビリーの声で録音しsoundcloudという音楽投稿アプリで公開したことが彼女の伝説の始まりです。

天使のような透き通った歌声は瞬く間に音楽ファンに広がり、いくつかのシングルを発表後、「13の理由」というアメリカドラマに使われたBoredというサウンドトラックを発表。

そして2018年、彼女は bitches broken hearts , you should see me in a crown , when the party's over をリリース後、デビューアルバム「when we fall asleep where we go?」をリリース。ご存知 ”ダァ” でおなじみの バッドガイ はこのアルバムのメイントラック。グラミーを奪いまくりました。

のちに彼女が大のファンであるジャスティンビーバーとコラボしたり、ルイヴィトンのアンバサダーになったり、映画007に主題歌「no time to die」を書き下ろしたり。

勢いはますばかりのビリーアイリッシュ。彼女は今の立場にくるまでに三度ほど死にたいと思ったことがあるそう。

有名税というやつでしょうか。自分が大きくなるにつれ、お金と引き換えに周りから距離をおかれ、プライベートは失われ。

願いがかなうなら何をしたいという質問に

透明人間になりたい

と答えるほど。一昔前はサングラスさえあれば買い物にもいけたが、今はそとにでることすら自由にできない…

それでも彼女の周りから方時も離れなかったのは家族でした。

ホームスクールでは、音楽を中心としたクリエイティブ路線の教育方針をとり、11歳から作詞作曲を始めていたそうでして。

両親が俳優とアーティストといった職業なのも影響していたのでしょうか。クリエイティブの才能を家でのびのびと育てたのでしょう。

不安定で中毒性のあるリズムや、独特な音表現、バラードの大人びた感じ。どれもかっこよい。

彼女の人生観

僕は彼女の音楽も好きですが、そこにある人生観がもっと好きです。

彼女の考え方が露骨に現れてるのはファッション

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ぶかぶか

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ぶかぶか

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ぶかぶか。

厚底のダッドシューズに、大きすぎる短パンとシャツ。これが彼女のスタイル

オーバーサイズをなんなく着こなす彼女は女性らしさをよりも自分らしさにとにかく愚直。他人の目を気にしないで自分に素直に生きてというメッセージはBTSと通じるものがあります。

しかし去年のライブの終盤、彼女は服を脱ぎ下着になったという珍事件がありました。

これがそのタイミングで流れた動画。

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“あなたたちは皆ジャッジして意見する。
私の意見について、
私の音楽について、
私が着る服について、
私の身体について。

ある人々は私のスタイルを嫌い、
ある人々は賞賛する。
ある人は他者を貶めるためにそれを持ち出し、
ある人は私自身を貶めるために持ち出す。

でも私は、あなたたちに見られていることを感じているし、分かっている。
いつだって。
私のやることなすこと、全てが見られている。

だけど、あなたたちの視線を受けて、
もしあなたたちの否定や、
安堵のため息、それら全部に従って生きていこうとしたなら、私はまったく身動きが取れないだろう。

もう少し小さくなって欲しい?
もっと弱く?
優しく丁寧に?
もっと背が高くなったほうがいい?
もっとおしとやかになったほうがいいかしら?
私のこの肩、あなたにとって十分魅力的かしら?
じゃあ私の胸は?
私のお腹なの?
私のヒップはどうかしら?
私の生まれ持ったこの肉体、
あなたのお気に召すものじゃなかったのかしら?

自分が着たい快適な服を着ると、“女性的じゃない”とか言われる。
もしそれらを脱げば、“あばずれ”って言われる。
誰も私の身体を見たことがないのに、
それでもあなたたちはそれに意見する。
そして私の身体によって私を判断して、意見を押し付ける。

なぜ?

人は人をサイズで判断したりする。
人が何者でどんな価値があるのか、判断しようとする。
私が服を重ね着したとして、
あるいは薄着をしたとして、
それで私をジャッジするのは一体何者?
なんの意味があるの?

あなたの受け取り方だけが私の価値を決めるの?
それとも、あなたが私をどう思うかは私の責任なの?”

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太ってたり女性らしい体でないと嫌味を買うこの時代に一石投じるこの動画は瞬く間にひろがり、コンプレックスを抱えるファンはとても応援されたそう。


あとこれも大好きな話。

この動画は彼女がきてくれたお客さんにあるお願いをしました。

それは、ケータイでライブを撮らないで。撮りたいなら顔の横に置いて。この瞬間は今しかないから。

カッコ良すぎませんか。

インターネットが普及し、生で見る価値が形骸化したように思えるこの時代。彼女は太鼓から続く、生の音楽の重要性を私たちに教えてくれたのです。ほんまにかっけえ。

そのほかも。選挙の呼びかけや僕らの世代の代弁者として社会に様々なメッセージを発信し続けています。

ライブいきたいな。


・・・・・

ということで今回はビリーアイリッシュについて脱ニワカして見ました

もちろんこの記事が全てではありません。ここで終わってもよし。さらに調べ上げるのもよし。

僕の記事がみなさんの好奇心の入り口となれれば僕は幸せです。

ではまた明日ー!

K.





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