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ホワイト企業の大罪

上場企業に勤務、バブル社員として何も考えず就職後程なくバブル崩壊、ノルマは大半バブルの後遺症の経済の中、苦闘のブラック企業状態、、入社20年目の企業間合併の連続で気がつけば業界最大手。。。。

統合後招聘された社長は欧州帰りのプロ経営者、、人事ゲームが始まり気がついたら生き残っていました。給与も人事制度も次々と変わって一気に黒い会社から白い会社へ。。。。

でも思えばこの頃かな、会社の業績が落ち始めた。なんか全体的に緩くなったというか、緊張感がなくなったというか、、、自分を戒めながらやってたつもりも、なんか甘い自分もいたりした。

ちょうど体調も崩してリカバリーできたけど元には戻れない。気持ちの方が大きかったんだと思う。ホントにブラック企業が180度反転してホワイト企業へ劇的に変化して皆の動きも考えも危機感も変貌した。
経営はステークホルダー第一主義、外部の声に右往左往しているのが下から観るとよく見える。

そもそも招聘経営だから業界慣習を知る気もない、顧客や社員の考えはどうでもいいようだ。。。。当然ポテンシャルの高い顧客と社員は去っていき、余った社員、40代後半の家庭や負債から逃げられない社員だけが残る。

新入社員は入社当初はぬるま湯へ、慣れた頃熱湯へ入れられて、ほぼ即死の全滅状態、慌てて中途を入れても
直ぐには使えず、、、

なによりメイン商品が良くはない、まともに戦えない商材でしかも利益至上主義のため競争に勝てない。売る側作る側ともに伏魔殿状態でもはや自分のことだけ、、、

ブラック企業を卒業しホワイト企業に生まれ変わったがシルバー人罪の宝庫になった、そして事業切売りを繰り返し配当だけは確保して対面だけは取り繕う。。。。
売り逃げしますと言わんばかり、、

我が社、、、シュリンクする
この国の象徴のような企業になった。
、、、自分たちで巨大企業化させて
自分たちで終息させている。

「オレの馬はオレの手で始末する」
という言葉を聞いた事が。。。。

潰れるなら自分が働いている間に
潰れてくれよ。。。。

老害になりたくは無いが
若い奴らに責任転嫁もしたくは無い

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