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消えた靴のミステリー

これは私が高校生だった頃、実家で暮らしていたときの話です。

その週は試験期間で、月曜日と火曜日には順調に試験を受けに行きました。
特に問題なく、いつも通りの生活を送っていたのですが、水曜日の朝、事件は起きました。

試験が午後からだったので、午前中は家でのんびりと過ごしていました。
昼食を済ませて、そろそろ家を出ようとしたのですが、玄関に行くと、私の靴が見当たらないのです。
靴箱をひっくり返して探しても、下駄箱の奥まで手を突っ込んでも、どこにもない。どうしても見つかりませんでした。

「何でこんなときに限って!」と焦りながら、部屋中を探し回りました。
ベッドの下、クローゼットの中、玄関マットの下まで探しましたが、どこにも靴は見当たりませんでした。
家中をひっくり返しても、靴は見つからなかったのです。
だんだん体調が悪くなってきて、その日は諦めて試験を休むことにしました。

次の日、再び試験があるために、今度こそ靴を見つけなければと決意しました。
しかし、やはり靴は見つかりません。
時間も迫ってきて、どうしようもなくなった私は、父の靴を借りて学校に行くことにしました。
父の靴は私のサイズとは全然合わず、歩くたびにパカパカと音を立てていましたが、それでも試験には行かねばなりません。

その日も試験を受け終わり、家に帰ると再び靴探しに挑みましたが、結果は同じでした。
翌日も同じ状況が続き、結局私は新しい靴を買うことにしました。
新しい靴を履いて学校に行き、試験を無事に終えたのですが、あの消えた靴の謎は解けないままでした。


数年後、一人暮らしを始めることになり、新しい家に引っ越しました。
新しい生活に胸を躍らせながら荷物を整理していると、玄関の靴箱で驚くべき光景が広がりました。
なんと、あの時なくなったはずの靴が、全部揃ってそこにあったのです。

「これは一体どういうことだ?」と声を上げながら、靴を手に取りました。
どうしてここにあるのか、全く見当がつきません。
実家で整理していた誰かが間違って持ってきたのかとも考えましたが、家族はそのようなことをしていないと言います。

結局、靴がなぜ新しい家の玄関に揃っていたのか、その謎は解けないままです。
しかし、あの事件がきっかけで靴の管理には一層気を付けるようになりました。

このミステリーは今でも家族や友人たちとの話題にのぼり、不思議な体験として語り継がれています。





この話はフィクションです。
夢で見たことを文章にしました🐱


予定も夢も詰め込みすぎてるんかな😿
本当はもっとみなさまの投稿へ遊びに行きたいんよ〜


いつもありがとうございます🎶売上・サポートは学びのために活用しています🐱💚