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時間と空間を売るカフェ。


田舎で挑む新システム導入

大樹町でカフェをスタートするのにあたって、挑戦する新システムがあります。


今回、カフェで売りにするものはズバリ

「空間」

大樹に住んでいて感じた事は、
生活において必要なものはある程度揃っているが、
仲間との時間を楽しんだり、のんびりしたりと贅沢を感じられる場所が少ないなと感じました。

友達とのたわいのない話やお互いの進捗報告。
恋人と来てそれぞれお気に入りの本を読書する時間。
そんなゆっくりとした時間を過ごす時こそ贅沢な時間だなぁとしみじみと感じます。

まさにそんな時間を過ごす代表的な場所と言ったらカフェや喫茶店が上がるかと思うのですが、
そんな贅沢な時間を過ごせる場所がなぜ大樹にはないのかと考えました。
(少し市街地から外れた場所に素敵な喫茶店がありますが、市街地にはない🥺)

やはり、カフェというのは居心地がいいが故、つい長居してしまう、そんな居心地のいいお店を作りたいけども経営側からしてみたら、1杯300〜500円のコーヒーで2.3時間もお客様がいる状態が続いたら経営は成り立ちません。

でも、田舎の特性として値段はそこまで上げられないし、狭いコミュニティで、来るお客さんが知ってる方ばかりのような環境ではなかなか「商売なので」と割り切った接客が出来ないのも現状です。

(サービスしてしまったり、open前やclose後にお客さんを入れてしまう等、経営側からしたら自分の首を自分で締めてしまうような事)

だとしたらお客さんも満足行く中で経営側もちゃんとその分、儲けが出るようなシステムを最初から設けてしまうしかないんじゃないか。


という事で、
売り物を
「コーヒー」1杯いくらではなく
「空間」を1時間いくら
というシステムにすることにしました。

カラオケや漫画喫茶のようなシステムをイメージしてもらえるとわかりやすいです☺️


田舎でカフェを生存させたいからこそ必要なシステムな様な気がします😌

こんだけ広大な大地がある中でわざわざ場所にお金を割くかねぇ!?


という声が聞こえて来そうですが、
私も正解かどうかは分かりません!
冒頭に言った通り素人に毛が生えたような経営者です。

ですが、ここには無いもの。にアンテナを張って東京でニーズのあるシステムや商品を大樹に持ち込んで大樹の人達に味わって欲しいなと思います。


なので空間にお金を払って贅沢な気持ちになってもらえるような内装、サービスに存分にお金をかけて作ろうと思います!

店舗の間取りと内装

テーマは
「ホテルや空港のラウンジのように優雅で快適でありながら、田舎ならではの暖かさを感じる自由空間」


というイメージで
古民家の1階部分を店舗として、
大きく二部屋に分けられたスペースを一部屋は

「キッズルームを設けた子育て世代の憩いの場」とし、お子様が安全に遊べる場、親御さま方の癒しの空間を、

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《十勝帯広空港キッズスペース参照》

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《サンプル写真》

 もう一部屋は「働く世代に向けたコワーキングスペース」とし
Wi-Fiやコンセント完備の上、作業に集中できる場を設けます。

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《サンプル写真》

二部屋を目的別に分け「ここに来る意味」を見出せるような空間作りを徹底します!

間取りはこんな感じです!

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1.メインフロア
家族連れの方や、数人でご来店の方、子連れの方向けのメインフロア

2.キッズルーム
お子様が遊べるスペース。メインフロアとの仕切りはなく自由に行き来できる作り。

3.授乳&おむつ替えスペース
個室となっており、周りの目を気にせず授乳やオムツを替えることが可能。

4.コワーキングスペース
デスクワークに集中したい方、静かに時間を過ごされたい方向けのプライベート空間

5.キッチンスペース
ご提供するお食事を調理するキッチン。

(ワークショップやお料理教室としても使用可)

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(仕上がりイメージ図)

こんな感じでわがままやニーズを詰め込みまくった内装はまぁまぁ費用がかかりそうで、総額を計算して少し血の気が引きました❤️
自分では少し思い切ったシステムや規模になっていて、町民の方々がどういった反応をするのか。需要がどこまであるのか、大きな挑戦になることは間違い無いのですが、せっかく1から自分で作り上げるお店なのだから周りの意見は参考程度に、
まずは思いっきりわがままを詰め込んだお店を作ろうと思います。


次回はシステムやサービスについてお話していきます!


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