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腹を割って話すナイト~あなたの犬(たらればさん)と【おもしろさ】を語る~

今月もお届けいたします、月刊マガジン『Wednesday Style』
このマガジンでは、『水曜どうでしょう』ディレクターの藤村・嬉野両氏と毎月お迎えする「無」責任編集長との対談イベント「腹を割って話すナイト」をもとにした記事をお届けしています。

9月号の「無」責任編集長は2度目の登場、たらればさんです。
今回のテーマは「面白さについて考える」。現役の編集者でもあるたらればさんとおふたりの対談は『どうでしょう』の裏話をふんだんに交えながら、「面白さってそもそも何だろう」「キャラクターとは何か」、「創作の不安とどう向き合うか」など様々なテーマについて考える充実の対談となりました。

今月も、巻頭言ではイベントの冒頭部分を「巻頭言」として全文無料公開!
ご興味を持たれた方は、この記事の下のリンクから各記事へ飛んでみてください。

それでは早速、その模様をお楽しみ下さい!

「怪しいセミナー」の幕開け?

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T木:
『水曜どうでしょう』ディレクター藤村忠寿さんと、嬉野雅道さんと、たらればさんです。よろしくお願いいたします。

藤村:
皆さんどうもこんにちは。藤村でございます。

たられば:
こんにちは。たらればです。

嬉野:
嬉野でございます。

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藤村:
よろしくお願いします。今回は広いですね。

嬉野:
立派な研修室ですね。

藤村:
こういうところでたぶん、いろんなことを洗脳されたりするんでしょうね。

T木:
何らかのセミナー。そうでしょう。

藤村:
パネルなんか掲示してね。

T木:
高額なセミナーが。

藤村:
やるでしょうね。帰る頃には皆さん、4口ぐらい入ってね。5万円ぐらいで。

嬉野:
まず最初に脅して、萎縮させて。そして懐柔して。

T木:
これはnoteのイベントですので、購読していただくっていうことはできますので、ぜひお帰りまでに。

藤村:
もちろん。当たり前でしょう。

嬉野:
定期購読料も次回ぐらいからは、これに入れて。それで強制的に購読するっていう感じにするってことでどうでしょうか。

藤村:
そうだよね。それ、いいんじゃないですか。

嬉野:
「百聞は一見にしかず」と申しますから、テキストで読んでも味わいがあるんじゃないですか。

藤村:
こうやってだんだん、ここに来た皆さんもそういうものに入会させられてね。

嬉野:
なんか帰り、鍵が開かなくなってるとかね。そういうことありますから。

藤村:
すごい嫌な目で見られるっていうね。

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T木:
さて、4月から始まったんですけれども、最初の4名が2周目に入りまして。またもやたらればさんにご登場いただくということになりました。

藤村:
いいんじゃないですか。

T木:
今日は沢山の差し入れも、たらればさんにいただきました。

たられば:
ありがとうございます。noteは僕も購読してるので。皆さんもよろしく。

嬉野:
たらればさんすら購読してるのにね。ゲストの方も。

藤村:
逆に購読しないと。それはそうでしょう。

T木:
ぜひお願いしますと。今日のテーマはですね、前回はたらればさんは「好きを考える」と。

嬉野:
好き。

T木:
好きなものがないとか、そういうことを考えてる人たちに向けて、おふたりはどんなことをおっしゃるのかというテーマでやりました。で、今回は「面白さを考える」と。

藤村:
そういうことなの。

T木:
はい。『どうでしょう』のおふたりに面白さについて聞きたいと。

藤村:
なるほど。

嬉野:
なに、笑ってるの?

藤村:
いや、この時点からもう僕、言うことたぶんあまりないなって。

T木:
不安になりますね。

藤村:
ただそれはもう、ビシッと喋りますから。

『水曜どうでしょう』新作が完成!

T木:
あと最近騒がせてるニュースとしては、『水曜どうでしょう』の新作が完成したじゃないかと。

(拍手)

嬉野:
完成したんですか?

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藤村:
いやいや。完成してませんよ。

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嬉野:
そうですよね。

T木:
あれ?

嬉野:
どうしてHTBはあんなフライングで「完成!」なんて。

藤村:
第1話すらまだ完成してない
のにね。どういうつもりで。まぁいいですけどね、別にね。

嬉野:
ただ、「どうでしょう祭」の会場には間に合わせようと。

藤村:
それは間に合わせないといけません。

T木:
そうです。

嬉野:
ということは、1話、2話ぐらいは。

藤村:
そうそう。それまでには作るっていう。

嬉野:
それ以降はちょっと。

藤村:
ちょっとまだ待ってくれと。

嬉野:
長考に入るんでしょ。

藤村:
なははは。そういう感じです。

T木:
そういう感じですかね。『どうでしょう』藩士の皆さんも、「そんなはずはない」っていうコメントがいっぱい、Yahooニュースの記事に対して。

藤村:
やはりね。

嬉野:
完成するわけないと思っているわけだ。さすがですね。

T木:
まだ終了の日はわかってるはずがないっていうコメントが沢山ありました。

藤村:
そうです。今や皆さんの方がわかってらっしゃる。そんなことねえだろうっていうね。

嬉野:
皆さんに教えを乞いたいぐらいですね。いつ頃完成するんでしょうか。

藤村:
でもライブビューイングでは、「水曜どうでしょう祭」の10月6日ですか。全国の映画館で新作をみんなで一緒に観れると。

嬉野:
ぜひ、たらればさんもお時間あれば祭りに来てほしいね。

T木:
本当ですね。そのぐらいですかね。取りあえず皆さんが気になってることは消化して。

藤村:
1話、2話は観れるという。

嬉野:
観れる。それはライブビューイングでも観れるの?

藤村:
ライブビューイングでも観れます。

嬉野:
じゃあ問題なし。

藤村:
ということだと思いますよ。

嬉野:
あとはもう、探り探りで。

藤村:
探り探りで。今、だからたぶん僕しか観てないでしょ。

嬉野:
そうです。僕も観てないです。

藤村:
僕ともうひとりのスタッフしか観てないでしょ。それ以外観てないでしょ。

嬉野:
そしたら「祭まで観なくていいんじゃないか」って言われて、そらそうかと。なので当日に観てびっくりしようと。

藤村:
当日にね。

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嬉野:
さすがにこれはやっぱりもう、1話はですね、企画発表からでしょう。私は現場で感じた記憶が残ってますからね。

藤村:
それでね、そういうこと言っててライブビューイングした時に、第1話の反応を僕、横目で見て、嬉野さんとか大泉たちとかが「あれ?」みたいな顔した瞬間、ガンと変えますからね。違うんじゃないかっていうね。

嬉野:
それもありますか。

藤村:
それはありますよ。皆さんの反応を見ながら。

嬉野:
これはライブビューイングの会場の人間が、みんな映像を前にして下を向いてるなんて時には、あっという間にストーリーが展開するように変えて。

藤村:
ガラッと変えていきますよ、放送のときは。

嬉野:
さすが抜け目がない。完成と言いつつも。

藤村:
全然違うからね。

T木:
素晴らしい。

藤村:
そんなとこかね。

#腹を割って話すナイト

T木:
今日の対談も今回も藤村さんが先に、そして嬉野さんが後にご登場と。

嬉野:
大体皆さん僕の方を先にする。藤村くんが気になってしょうがないから。

藤村:
そうですよね。

嬉野:
先にやってもらわないと猛獣に食われるんじゃないかっていう。

T木:
よろしければ、今日もハッシュタグ決めておりまして。

藤村:
ハッシュタグ。

嬉野:
T木くんに「書いて」って言われました。

T木:
ペンがありますから。

嬉野:
これ、どれぐらいの大きい感じで書けばいいの。

T木:
皆さんの見える程度に。

藤村:
これ書けるんだね。さすが研修室。

嬉野:
これで書いていいんですか?

T木:
ありがとうございます。

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嬉野:
何ですか?「 #腹を割って話すナイト 」?

T木:
はい。そういうハッシュタグです。先月からですね、皆さまの感想を頼りに、ラジオをnoteのマガジンの中のコンテンツでやっております。なので、このハッシュタグで、例えばnoteで感想など書いていただきましたら、マガジンに感想もどんどん入れていこうと。だから皆さん書いていただいた感想も見れるし、それへのフィードバックをもう一度おふたりにしていただこうということになってますので、Twitterでつぶやく際や、noteで感想を書いていただく時は、この「#腹を割って話すナイト」をつけていただきたいと。

藤村:
それ、もちろんあれでしょ。我々のことを批判してるようなものは完全に削除すると。

T木:
そうですね。見なかったふりどころか削除。

藤村:
削除するよね、そりゃね。

T木:
どうにかnoteに手を回して。

藤村:
これは、最後のビックリマーク二つは要るんですか?

T木:
おっと。嬉野さんのオリジナルですね。

藤村:
なんか勝手に書いてるけど、ハッシュタグにするならこういうの厳密にしていくの、大事ですよ。

嬉野:
ハッシュタグにはこういうのは使わないですよね。ビックリマークは受け付けてもらえない。

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T木:
せっかくオリジナリティーを出していただきましたが。

藤村:
そうですよね。先生がいきなり書いちゃいましたが。

嬉野:
やっぱりおしりの部分って気になるじゃないですか。ビシッ!と終わりたいって思うわけですよ。

藤村:
でもそしたら、拾ってもらえなくなりますからね。「 #腹を割って話すナイト 」にしましょう。

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T木:
このハッシュタグを付けて、ぜひ感想を寄せていただきたいと思います。ということで、第1部、藤村さんの方を始めさせていただきましょうか。

嬉野:
よろしくお願いいたします。

T木:
ひとまず嬉野さんは退場です。

(拍手)

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(巻頭言終わり)

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