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ヒッチハイクで待ち合わせ
2024/4/22
クタイシ3日目。
急遽ゴリという隣町まで
ヒッチハイクすることを決めた
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ハチャプリで腹拵え
まだクタイシの宿も予約中、バックパックも置いたままだ。
最低限の荷物だけ持ち、ますは幹線道路まで歩く。
何故そんな事をするのか。
それは数十分前、突然に届いたメッセージ。
今日ゴリに向かって1泊しそうです
一昨日、トビリシで別れたばかりのサトミちゃんからだ。
彼女はジョージア西部の街バトゥミに向かうと聞いていたが、気が変わったらしい。
そしてついに、単独ヒッチハイクでゴリに向かうという。
なので
「お互いヒッチハイクをして合流できたら面白いね」
と、そういう話になったのだ。
実際、ゴリまでのアクセスはとても悪い。
首都トビリシからはタクシーのみ。
クタイシからのバスは一日一本しかない。その到着は夜遅くだ。
なので自ずとヒッチハイクになるのだが、辿り着けるかはわからない。
何しろ時刻は既に13:00過ぎ。
私のいるクタイシからは140km離れている。
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「とりあえずやってみよう」
そんな気持ちで、郊外の路上からスタート。
その数分後
「Hey!!」
背後に構えるスーパーマーケットから声を掛けられる。
まぁまぁ
とりあえずビールでも飲んでいけよ
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「ビールは好きだけど私はゴリに行かなきゃならないんだ、ヒッチハイクで…!」
そう言うものの話は逆に盛り上がり、2.5Lのボトルからどんどん注がれるジョージアンbeer。
何故か気に入られた私はチーズ、パン、キュウリまで頂き
「今から俺の友達が来るから、そいつにもっとヒッチハイクしやすい場所まで送らせるよ」
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こんな展開になるとは…
有り難い…!
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10km先まで移動
![](https://assets.st-note.com/img/1714110926495-R85AEqltLp.jpg?width=1200)
2台目はすぐに止まってくれた。
と思いきや、タクシーだ。
「すみません、お金がないので…」
「いいから乗れ!」
「いやいや、ホント金がないんです!」
問題無い!
15km先までなら乗せてやる!
![](https://assets.st-note.com/img/1714111149431-T3pc0QTian.jpg?width=1200)
ありがとうございました!
![](https://assets.st-note.com/img/1714111330117-ThbR7o5J1q.jpg?width=1200)
さぁ、もう行きも帰りも徒歩では不可。
目的地までは残り約100km。
やるしかない。
早速、3台目のヒッチハイクに挑戦。
しかし、なんだかんだ順調だった流れもここにきてストップ。
なかなか止まってもらえない。
『最悪、この辺で野宿かな…』
そう思い始めた時、後ろから声が聞こえた。
「こっち来いよ!」
振り向くと、売店の前に佇む男性。
おそらく手間取っていた私を見かねたのだろう。なんとゴリまで乗せてくれるという。
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一夫多妻制の元、嫁さんが2人いるという
『これでなんとか辿り着けそうだ…!』
一安心したところで、車内からサトミちゃんに連絡。
彼女のいるトビリシからゴリまでは、そう遠くない距離だ。既に到着しているかもしれない。
友達と電話してて
まだヒッチハイクしてません笑
\(^o^)/
『これは…俺の方が早く着くどころか、俺だけ到着の可能性もあるな…。』
そんな予感が脳裏を過ったが、そこは流石、”歩くだけで車を止める”サトミちゃん。
すぐに車に乗せてもらえたようだ。
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ありがとうございました!
ハイウェイから市街地までは約5km。
ここまで来たらもう大丈夫だ。
晴天の青空を眺め、のんびりと歩を進める。
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そして予約した宿で、無事にサトミちゃんと合流。
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いやぁ、なんとかなるもんだ。
しかしヒッチハイクは自己責任な事は勿論、特に女性は気をつけた方が良いので、個人的にはあまりオススメできない。
実際サトミちゃんも今回、言い寄られる場面があったという。
とにかく
彼女が無事で本当に良かった
2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。