フリフラレ

というわけで、例のボランティア希望メールの返事が届いた。

当然の如く「I'm sorry」である。
早かったし、短かったなぁ、返答。切れ味抜群だったわ。スパッとね。

正直、予想はしていたので驚きはない。
というのも、今回のホストは女性1人と犬1匹暮らしとの事で、しかも同じ家(1階と2階)で宿泊という条件だった。
ちなみに要請内容は庭の手入れと犬の散歩。

そりゃあ見知らぬ男が突然「お願いします」といったところで到底無理な話である。
なので流石にメールは躊躇ったし、だからこそ一番最後に打診したわけだ。

とはいえ、過去のボランティア経験者には男性もいたので「もしかしたら…!」と僅かな可能性に賭けたのも事実であり、結果は見ての通りだが「残念、悔しい」というより「申し訳ありません…」といった心境である。
なんだこの「フラれた感」は。
いやフラれたんだけども。
いやいやそういう意味ではない。

とにかく、これで韓国ボランティアの望みは無くなった。
かといって観光だけで終わる気も無い。
せっかく出国前からお断りという「フリ」が出来たのだ。
これを活かして何か爪痕を残そう。

2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。