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♡今日のひと言(短歌)♡若山牧水


~「路上」(1911)
意味・・・秋の夜長、白い歯にすら沁み通るような酒を、ひとり心静かに楽しもう。

若山牧水(1885-1928~宮崎・歌人)
明治大正時代を代表する歌人。早稲田大学在学中から歌集「海の声」(1908)、「独り歌へる」(1910) を発表、さらに新作を加えた「別離」(1910)により一躍歌壇の花形となった。以降、自然主義の影響を受けた「死か芸術か」(1912)、「みなかみ」(1913)などの退廃的な作風に傾いたが、晩年の歌集「くろ土」(1921)「山桜の歌」(1923)では、平明で素朴な世界を開いている。旅と酒を愛した。

2023.9.24 Planet Earth

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