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♡今日のひと言♡黒澤明
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悪魔のように細心に
天使のように大胆に
黒澤明(1910―1998~東京・映画監督)
1936年東宝に入社。処女作「姿三四郎」(1943)、以後「酔いどれ天使」(1948)、「野良犬(1949)などを発表。「羅生門」(1950)で世界的名声を獲得し、さらに「七人の侍」(1954)」「隠し砦の三悪人」(1958)、「用心棒」(1961)、「赤ひげ」(1965)、「影武者」(1980)などを送り出した。1985年文化勲章受章。時代劇にみられるダイナミックな表現は、イタリアのマカロニ・ウエスタンを生むきっかけとなっただけでなく、ハリウッド映画にも大きな影響を与えた。
「生きる」(1952)
・・・そしてこの世界では、「地位」を守るためには、何もしないことがいちばんいいのだ。
主人公は、市役所で30年間無欠勤で働いてきたまじめな男です。
ある日彼は、余命一年の癌であることを知ります。
残りの時間が少ないと悟ったとき、彼はこれまでの自分の生き方に疑問を抱きます。
「いいのか、一体、これでいいのか・・・」
彼は、ある市民から出された、小公園の建設に関する要望書に目を留めます。
そして彼は最期に初めて、自身の「使命」に目覚めます。
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