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世界はどんどん悪くなっていっているか。

「戦争」「感染病」「貧困問題」「地球温暖化」と
色々な問題が報道されて、
僕たちはその情報の中で生きています。

そして、なんとなく世界は
どんどん悪くなっていって
いるのではないか?と感じています。

そう。なんとなく。
そのなんとなくをあらゆる角度、データを
使ってその根拠のない「なんとなく」を
打ち砕き、事実に基づいたモノの見方を
教えてくれる一冊を紹介したいと思います。

■今回の紹介図書

この本は、僕の周りの中でも評判が良く
気にはなっていて、一度本屋さんで3年前くらいに
見たのですが当時の自分は、
どちらかというとテクニカルな本に
魅了されていた時というのもあり
読むのを諦めた経験があります。

今回、中田敦彦のYouTubeチャンネルで
たまたま見かけて、動画を見ていたら、
考え方など自分が好きな本であることが
わかって読むという経緯に至りました。

■こういう人に読んで欲しい!

・物事の考え方や、データの見方を知りたい人。
・社会人4年超えてきて、色々見え出してきた社会人。
・自分以外が馬鹿に見えてしまう人。

■やんさんが思うこの本の“イイタイコト“

なんとなくじゃなく、「事実に基づいた世界の見方」をして欲しい。

要するに、しっかり事実に基づいて、
思い込みや先入観だけで
物事をなんとなく判断するのを
やめようぜ!ということです。

そういう人を増やしたいという
著者の思惑が随所から読み取ることができます。

■本書の3つのポイント

①ネガティブ本能
②パターン化本能
③分断本能

の3つのポイントを今回は
取り上げさせて頂きました。

このように誤った判断をしてしまう
本能が人間には10個あると
本書では述べられていますが、
僕は個人的にこの3つの本能が
自分の中で誤った判断をさせていると
感じたので取り上げさせて頂きます。

①ネガティブ本能
これは、冒頭でも触れさせて
頂いた内容で人間は、ボジティブなことより
ネガティブなことに引っ張られやすい。
という本能で、いいニュースより
悪いニュースの方が広がりやすいという
ものです。

僕はこの章で好きな言葉を見つけたので
紹介させてもらいます。

「悪い」と「よくなっている」は両立する。
「FACT FULNESS」

その後に、悪いというのは状態であり、
よくなっているは変化の方向。というのがあり、
僕は少し救われた気分でした。

と言うのも、どんどん成長していけば
自分ができないや悪いところがどんどん
表れて、果てしない旅のようなものを
感じていました。

それに疲れる時もありましたが
よくなっているから新しい課題が
生まれていき、「悪い状態」を
認識できるんだなと気付いた時は
少し救われました。

状態と変化の方向は違うと言うのは
自分の思考の中に入れておきたいな
と思って昨日早速部下にも
伝える機会があったので伝えました。

ぜひ、皆さんも使ってみてください。

②パターン化本能
大人になれば、大人になるほど
自分の解釈で抽象化して
パターンに分類させてしまうものです。

これが、何か物事をみるうえで
めちゃくちゃ邪魔になります。

そして、間違った先入観が
育てられていってしまいます。

こういう人は、こう。
そういう人は、そう。
と分類してしまうと
その人のことを知らなくなって
しまいます。

そうじゃなくて、もっとその中を
細分化して、その分類が間違っていないか
ちゃんと見極めましょう。

③分断本能
この本能は、本当に恥ずかしながら
僕の中にとてもありました。
私たちはこう考えるが、
あの人たちはこう考える。

そして、それは重なり合わないと
思ってしまっていましたが
実際には、分断されていなくて
中間の部分に多くの人がいるということを
知りました。

二極化しているとは、考えずに
4つのレベルで考えるというのは
自分の中では目から鱗でした。

■まとめ

今までの自分たちが
勘違いしていたことに気付かせてくれ、
その上で今からの世界やデータの見方を
教えてくれる思考の釣り竿を
与えてくれる最高の本!



■写真について

建物が燃えているような気持ち悪さと美しさの共存。
そんなこと小さいことは見向きもしない青空。

この雪がない時が、懐かしい。。。

ほなまた!

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