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広告に興味がない人も思わず笑ってしまう広告事例の紹介⑭

スマホを使えばすぐに面白いコンテンツに出会えるこの時代、わざわざ広告をじっくり見ようという人はなかなかいません。しかし、世の中には広告に興味がない人でも思わず目を止めて笑ってしまう秀逸なクリエーティブがたくさんあります。この記事シリーズでは、そんなおもしろい広告事例を少しずつご紹介していきます。

11/8(月)のお昼13時~14時にはClubhouseで、本記事で紹介した事例をはじめ、世の中の気になるクリエーティブについてディスカッションを実施していますので是非聴きにきてくれると嬉しいです!


Lays|Chips「Crispy Subtitles」

「Crispy Subtitles」配布ページ

chrome.google.com/webstore/detail/crispy-subtitles-from-lay/kokpckgbhcmeobdddflajfcpmmfhkekn

「ポテトチップスを食べながら動画を見ているとき、咀嚼音で動画音声が聞きとれなくなる」という問題を解決するために、ポテトチップスのブランド「Lays」がGoogle Chromeの拡張機能を開発しました。
拡張機能の名前は「Crispy Subtitles」。「Crispy Subtitles」をONにした状態でYouTube動画を見ながらポテトチップスを食べると、マイクが咀嚼音を検知して自動的にYouTubeの字幕を表示します。
世界中のあらゆるポテトチップスの咀嚼音を178時間記録し、そのデータをAIに読み込ませることで、あらゆるパターンの咀嚼音に対応できるという本気仕様となっているとのこと。

プロモーション紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=bGwZ0DwXAFs

「咀嚼音で音が良く聞こえない」という、誰もが一度は意識したことはあるけど本気で解決しようとは思わない絶妙な問題に目をつけています。
海外広告賞受賞作は、世界の深刻な問題に取り組む事例が多くなってきている印象を受けますが、本事例のように世界は救えないけど個人の些細な問題を解決する事例も変わらず評価されていってほしいです!


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