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【アフィリエイター必見】 韓流沼と日本人の購買心理


私は、韓流ドラマがめっさ好きだ。


Amazon prime、U-NEXT、Netflixに加入してチェックしているくらいには好きだ。



しかし、


韓流ドラマといっても、その数は膨大だし、仕事に家事、妻との大切な時間、コンテンツ販売をしていたら、とてもじゃないが全ては見尽くせないし、


そもそも、何を見るべきなのか



私には、他にやるべきこともあるし、吟味して選んでいる時間もないのだ。


【え、なんの話?】


韓流ドラマはあくまでもモノの例えですが、


「私には、他にやるべきこともあるし、吟味して選んでいる時間もない。」


これが現代を生きる日本人の大半です。



そこで本noteでは、


日本在住1000人の生活者を対象にした購買心理に関する調査をもとに、


“日本人の購買心理” を “コンテンツ販売(アフィリエイト)” に応用するにはどうすべきか、


という視点で考察していきます。



【01:現代ニッポン人の購買心理】


私たち生活者の買い物を、


《 自分で選びたい ⇄ 面倒だから任せたい 》

この2軸をもとに振り分けると、次のように分類できます。


【自分で選びたい】
・生鮮食品 ・菓子、デザート
・アルコール飲料
・調味料 ・清涼飲料 ・オーラルケア品
・家具、雑貨 ・ファッション
・書籍、音楽、動画
・映画、ライブ、スポーツ観戦
・自動車 ・住宅

【面倒だから任せたい】
・生活家電 ・娯楽家電 ・情報機器
・有料スマホアプリ ・金融商品
・教育、学習教材
・旅行、交通 ・有料定額配信サービス
・ファッション系定額サービス
・外食 ・衣料品、サプリ
・洗剤 ・ボディ、ヘアケア品
・化粧品 ・加工食品

▶︎「電◯」調べ


個人差は当然あるでしょうが、
全体の傾向として



と感じている生活者が多いことが見て取れますよね。


そしてこの中で、


私たち、情報発信者が販売/紹介している「情報教材」は、


【面倒だから任せたい】カテゴリーに当てはまるわけです。



先の「自分で選びたい ⇄ 面倒だから任せたい」という2軸に加え、


「興味関心が高い ⇄ 低い」という2軸を加えた、


4分類に細分化していくと、


情報教材は、《 関心は高いが、面倒だから任せたい 》


というカテゴリーに分類される商品になります。



って思いませんでしたか?


だって、普通に考えれば、


“関心が高いなら、自分で選びたい” 


と思いそうなものですよね?


にも関わらず、現実には多くの方が、


“関心は高いのに、面倒だからお任せしたい” と、考えている。


ここにこそ、


全アフィリエイターが絶対に覚えておきたい、


 “これからの生存戦略”のヒントがぎっしりと詰まっているのです。



情報もモノも溢れている現代ニッポンにおいて、「自分で選んで、買うことを決める」ことが、かなりのストレスを伴うことは、あなたも日本に住んでいれば少なからず実感しているはず。


ましてや、


そもそも日本人は遺伝子レベルで、意思決定をすることが苦手/苦痛な民族なことに加えて、


会社員なら仕事、学生なら学業、主婦なら家事etc…


ただでさえ、


日々の生活でやらなければならないことが山積みである上に、


・ どの情報発信者が信頼できて、
・ クオリティの高い教材を販売していて、
・ なおかつそれが “自分に合う
” ものなのか


こんなことをいちいち調べて比較している時間なんて、現代ニッポンをサバイブしている、私たち一般ピーポーには到底ありません。


【比較検討している間に人生おわる】


けれども、


“副業には興味がある、収入の柱を増やしたい、増やしてあんな生活やこんな生活を送りたい、そのためにも勉強して副業をはじめたい…!” という高い興味・関心はある。



だけどやっぱり、

選べない。


選ぶのが面倒くさい。

かといって、

丸投げにはできないから選びたい…!


という日本人が、Brainアフィリエーターを含む、情報発信者がターゲットにすべき人々です。


【とんだ “じゃじゃ馬娘” だぜ…!】


これらの事実を踏まえて、どのように立ち回れば、アフィリエイト(紹介)をうまく利用して、販売者と購入者がともにWIN-WINな関係性を築くことができるのか?


次項から詳しく考察していきます。


情報教材の購入は “ほどよく” 誰かに任せたいと思ってる!


【02:そうだ、“スタイリスト”になろう】



アフィリエイトをうまく活用したいのなら、


数ある商品の中から、


① ターゲットの “好みの範囲” で、
② 良いものを “厳選” して、
③ “適度な選択肢” を与える


こういった “スタイリスト” のポジションを築くと、現代ニッポンの生活者にもスッとピタッとフィットできます。


ここで、


「え?良いものを厳選って、別に普通のことじゃないの?」


そう思われた方もいらっしゃるはず。


ですがポイントは、


ターゲットの “好みの範囲” で、
“厳選された選択肢” を用意してあげる


というところです。


たしかに、


先にも述べたように、
日本人は選択をするのがとても苦手な民族です。


しかしかといって、


決して安くない価格帯も少なくない、損をしたり失敗したりする可能性もある「情報教材」を誰かに丸投げで買うわけにもいかない。



現代の日本人が求めているのは、


『自分好みに厳選された選択肢』なのです。



次項では、もう少しイメージをしやすいように、まったく異なるジャンルを例に、このあたりを考察していきます。


信頼できる人に、自分好みの選択肢を用意してもらって、その中から選びたい!


【03:優秀な“スタイリスト”の一例】



まずはコチラのサイトをご覧ください。



【WEAR】


このサイトでは、さまざまなブランドのアイテムを使用したコーディネートがそれぞれ紹介されており、投稿者の身長や年齢まで表記されています。


さらに画面左側の「ユーザー」部分にそれぞれ表示されているのは「フォロワーの数」です。


つまり、自分と感性があう投稿者をフォローしておけば、膨大なブランドの中からいちいち探して比較する必要もなく、


“とりあえず、この人がスタイリングしているものだったら、大体自分好みだし安心だよね”


という、『自分好みに厳選された選択肢』の中から、ストレスを感じることなく、安心して選ぶことができるわけです。


【21歳の低身長さんにはスゴイ刺さりますよね】


続いてコチラ、


【北欧、暮らしの道具店】


ご覧のとおり、“北欧” をコンセプトにあらゆるジャンルのモノゴトが紹介されています。


【自分好みの“範囲”を提供してくれている】


ぶっちゃけ「これは北欧ではなくない?」というものも含まれてはいますが、一貫した “オシャレなイメージ” があるので、この “範囲” の中で選べば間違いないという安心感がありますよね。


余談ですが、


近年の傾向として、これまで「興味関心も高く、自分で選びたい」カテゴリーに分類されている商品群でさえ、効率性を重視して、“自分好みに厳選された選択肢の中から選びたい” という人々が増えてきているというデータもあります。



「アフィリエイト(情報教材)」の世界に話を戻しましょう。


たとえば、副業界隈でトレンドの「Brainアフィリエイト」は、これから副業をはじめようと考えている方にとっては《0→1》達成しやすいでしょうし、稼ぎやすい手段のひとつです。


しかし、


ここが “求められるスタイリスト” と “求められないスタイリスト” との大きな違いなのですが、


“一貫した文脈(背景)” をもって、紹介ができているのか?


たとえるなら、


“魚屋さんのはずなのに、スイーツを売ったりしていませんか?” ということです。


【成約率を決める最大の鍵!】


次項では、一貫した文脈(背景)の正体について、考察していきます。


その商品を紹介することで、顧客は違和感を感じませんか?


【04:良くも悪くも空気が読める日本人】





「良質なBrainだけを厳選して紹介しています♪」


という謳い文句で紹介ツイートをしているアカウントがあったとしましょう。


しかし、


よくよくそのアカウントを見てみると、


・0→1達成向けのBrainアフィリに関する教材
・中級者向けのライティング教材
・上級者向けのコンセプトメイキング教材
・せどりで稼ぐ方法に関する教材
・ブログアフィリエイトに関する教材
・インスタマネタイズに関する教材


ありとあらゆるジャンル/フェーズ向けの教材の紹介ツイートで、タイムラインがビッチリと埋め尽くされていたら、


あなたはこのアカウントをみて、


何を感じますか?



「あ、自分が稼ぎたいだけなんだろうな」


こう感じるはずです。


恐らく、メイビー、多分、十中八九、


というのも、


多民族/多言語/多宗教国家であるアメリカとは異なり、


日本は、単一民族/単一言語の国なので、


赤の他人同士でも共通点が多く、1から100まで伝えなくても、言葉の下にあるメッセージが “伝わる”、いわゆる “ハイコンテクスト文化” の民族。


ですから、


「阿吽の呼吸」「空気を読む」
「1を知って100を知る」「察する」


なんて言葉も広く知られているわけです。



私たちが想像しているよりも遥かに、


顧客は、発信者の言動などから、それが真実かどうか、意図どおりかどうかは別としても、


勝手に “文脈=背景” を読み取ります。


そして、


そこにわずかでも違和感を感じた途端に、


ん?おかしくない?


と、不信感を感じて一気に警戒され、あなたが紹介しているものは、買うべきではないと判断されてしまうわけです。


【騙されないよーだ】


たとえば、


前項でご紹介した「WEAR」で、キレイめセミフォーマルなテイストでいつも揃えてくれていた人が、


いきなりパンクロック、B系、ギャル男みたいなスタイリングを紹介してきたら「お、お、おう…どうした?!」ってなりますよね?


それと同じ原理です。


なので、







良いものを紹介して、その紹介料をいただく分には何ら問題ありません。


上記の例でいえば、


中途半端に良い人のフリをして、自分の利益のためだけに売ろうとするから違和感を感じてしまうわけで、


最初から、私はこういう人で、こういう経緯があってBrainを買ってきて、その中で私の発信に役に立ったものを厳選して紹介してます。よかったら参考にしてくださいね。


というような自然な流れの中で紹介した方がいいですよ、という話です。


こういった違和感のない紹介であれば、読み手は「ああ、この人はわたしに似た境遇の人みたいだから、信用できそうだわ」と思えますし、


むしろ、


紹介してくれる人の存在は、どれを買えばいいのか迷っている人にとって、かなり心強いし、助かりますよね。


【本来はWIN-WIN】



自分のコンテンツを販売している発信者・田中さん(仮名)が、誰かのライティング教材[A]を紹介しようと思った時に、


「コンテンツ販売をはじめて1年くらい経つけど、ライティング教材を何本か読んでみて、結局、いまだに定期的に読み返してるのは◯◯さんの[A]なんですよね。」


仮にここで、


別のライティング教材[B]を紹介するのであれば、


「ただ、[A]は割とベーシックなことを網羅しているものなので、LPに特化したライティングを習得したいなら[B]の方がいいと思う。でも、こっちはあくまでも中級者以上向け。」


こういった文脈で紹介をしていれば、


「(共感するところが多く、いつも勉強になる)◯◯さんも最初は他の人のライティング教材を買って勉強してたんだな…自分もちゃんと勉強しないとな…ちょうど、誰の教材を買えばいいかわからなかったんだけど、そうか、だったら初心者の自分は昔の◯◯さんみたいに[A]を買ってみて、まずはこれで勉強しよう…!」


という流れで納得できそうですよね。


【それならわかる、むしろ感謝】



いかに違和感を感じさせない、自然な流れで紹介できるのかが、あなたの成約率を大きく左右するのです。


これを踏まえると、


普段、Brainアフィリのツイートしかしていない人って、


なんでその商品を紹介するに至ったのか、その理由が “見えづらい” と思いませんか?


【なんでソレを紹介してるの?】


なぜ、あなたがBrainアフィリエイトを紹介する経緯にいたったのか?

なぜ、あなたがそのBrainを紹介するのか?

なぜ、あなたの言葉は信用に足るものなのか?

▶︎ あなたの背景/文脈


たしかに、


古来より、遺伝的に意思決定をすることが苦手な日本人にとって、


第三者の意見(口コミ)は、購買を左右する強力な要因のひとつです。


しかし、


と同時に、先にも述べたように文脈が読める能力も持ち合わせていること、


これだけアフィリエイトが認知されてきたことも相まって、何も考えずにただただ紹介をしたとて、成約は難しいというのが現状です。


では、


顧客の脳内で『自分好みに厳選された選択肢』を提供してくれる “スタイリスト” 認定されるためにはどうすればいいのか?


最後に考察していきます。


あなたは何屋さんで、どんな商品なら紹介しても違和感がないのか?


【05:現代の日本人の購買プロセス】



自分がフォローしているユーザーが紹介していた、知らないアカウントの有料記事がたまたま目に入って、


「なんか面白そう!」


そう思って、
衝動買いしてしまった経験ありませんか?


私自身、最近『Mr.X』という、いかにも怪しい本を “中身も知らずに秒で” ポチッてしまいました。(ダイレクト出版の書籍)



従来の生活者の購買プロセスであれば、


①「お?なにこれ?…」
②「へーなんか良さそう…」
③「他にはどんなのがあるんだろう…?」
④「よし、買ってみよう…!」


ザックリいうとこの流れで商品を購入していました。


しかし近年、ネットにおける衝動買いのプロセスはもっと短距離で、


①「ん?なにこれ?」
②「へーなんか良さそう…!」
❹「よし、ポチろっ!」


これぐらいショートカットされてきている傾向にあります。


では何故、


こんなにショートカットができてしまうのか?


それは、


私たちの中にそれぞれ、


「この範囲内で買えば問題ないだろう」という “選択肢” がすでに存在しているから、なのです。



「フォロー/アンフォローする」という行為は、“より自分好みのスタイリスト選び” という風にも言い換えることができます。


【コレは私の “好み”、アレはやっぱり “違う”】


そして、


そんな、厳選された “精鋭スタイリストたち” の日々の一貫した主義/主張(ツイートやコンテンツ)を通して、


「彼らがオススメするモノの中から選べばOK」

▶︎ 裏を返せば、ここに入れなければ検討すらされない。


という “自分好みの厳選された選択肢” が脳内に作られていくわけです。



本項冒頭の “衝動買い” の例も、


当の本人からすると、


“たまたま見かけて” 購入に至っているので、


一見すると、何の脈略もなく衝動買いしているようですが、元を辿れば、あなたの知っているユーザーや企業などが直接的/間接的に、その商品を紹介(販売)しているケースがほとんどのはずです。


なのでまずは、


・ どんな経緯があって、
・ 自分は誰を、
・ どんな方法で、
・ どこへ連れて行く存在なのか?

▶︎ 自分は、どんな文脈=背景を持った人間なのか?




また、これらを踏まえて、


・ 発言すべきこと
・ 発言すると一本筋が通らなくなってしまうこと


この2つを一度、整理してみましょう。


【ハンバーガーに “スイカ” は要らんわけですよ】


こうして自分の言動に “一貫性” を持たせて、一度 “スタイリスト認定” されてしまえば、フォロワーさんは


「◯◯を買うときは、まずは **さん(あなた)の意見を参考にしよう」


という風に、あなたから積極的に商品を購入してくれるようになるわけです。


かく言う私も、


Twitter運用を開始して2週間ちょっと、Botbridに登録したツイートが100個以上ありますが、あらためて見返してみて、削除したり修正したりを繰り返しています。(最初から完璧にできたら苦労はない)


そういった意味で、


情報発信に終わりはないなと感じている今日この頃です。


 自分は、どんな経緯があって、自分は誰を、どんな方法で、どこへ連れて行く存在なのか? まずはここをハッキリさせて、紹介する商品を厳選する!



【06:少々長くなりましたが、】


あなたがもし、何らかの副業をすでにやっているのであれば、


アフィリエイトにせよ、コンテンツ販売にせよ、ブログにせよ、物販にせよ、ターゲットの9割はザックリ言ってしまえば日本人のはず。


その割に私たちは、


自分自身が日本人であるにも関わらず、
意外と “日本人の心理や行動特性” を知らないんですよね。


“灯台下暗し” とはまさにこのことです。


【シマ模様って “当たり前” ちゃうん?】



普段、


私たちが “何気なく” 日本国内で見かけている広告や、みんな知ってる有名な企業のアレコレについて、“日本人特化目線” でさまざま考察していきますので、どうぞお楽しみに!


最後まで読んでいただき、ありがとうございます🌸


※ 追記:広告考察シリーズ、Twitterで公開しました👇



【本日の放送は終了しました】





【あなたは日本人のこと、どれくらい知ってますか?】
【日本人を俯瞰してみた(ただし邪推が過ぎる)】
 【あなたは7割の日本人か?それとも3割の日本人か?】

また、上記のライティング教材の中で、下記のコンテンツも配布しております💡

【日本人好みの “スパイス” をパッと一振りするだけで魅力的な文章に?!】
【サッ◯ロビールから学ぶ、ハイコンテクスト戦略】

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