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自分を愛するための詩

あの日 君の大好きだった人が
君の力では よく分からない
言葉を 君に浴びせた

嫉妬や 劣等感が
たくさんつまった 重い言葉だった

君は そのとき
たぶんね 言葉に潰されていたよ

だから あの言葉と
同じ言葉を聞くと
身体が 潰れてしまうんだ

君が まだかわいかった頃
君が まだ小さかった頃
君が まだ弱かった頃

よく 耐えたね

君がいたから
わたしは生きていくことができた
ありがとう

だからね わたしは
君を大切にしたい

君が愛を欲するならば
その愛は わたしが
人生をかけて 届けたい

わたしの胸で
思い切り泣けるように

わたしは いつも
心を 大きくして
待っていたい

君は かわいいよ
だけど君は 小さい
弱い

わたしは 君を
愛しているよ

わたしが信じている
君は 自分を愛することができる
花は もう 大きく 大きく
開いている

もっと 大きく 高く
開くはずだ

わたしは 知っている

だから
心配しないで

わたしが 君を
信じている

君は 自分を愛することができる





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