2021年7月の記事一覧
稽古の茶道具 北海道!・
寄付 滝に青楓の絵 色紙
床 山水有清音 大徳寺501世雲崖老師
花 鋸草 花入 鉈籠
香合 木彫 熊
薄茶器 アイヌ文様中棗
菓子 水沫みなわ 源吉兆庵 器 大正切子鉢
干菓子 山・青雲 桐生香雲堂 器 白樺
今回の目玉は、「熊ちゃん」香合です。
大珍品ですが、実は表千家吉祥会北海道大会の
記念品 との紙が入っています。素材はあららぎ
{一位}です
茶の湯稽古場から 句銘・歌銘
「御茶杓のご銘は?」「はい、句銘でございます」
「どうぞお読み上げを」続いて点前さんから、5・7・5・
と淀みない答えが・・・
勉強が進んで来て、時折男子から俳句の銘・和歌の銘・が
出て来ました。
「あっそれは古今和歌集」「伊勢物語からだね」「その句は
蕪村でしょう」こう指摘すると「先生何でもご存じですね」
真顔で言います。「およそ君達レベルの範囲は、押えているだけ」
格好良く言い
茶道具百話 歴代茶杓
稽古用に、U流歴代写し茶杓を使います。
これがどうした訳か、お名前が正式名称では
ないんです!竺叟・一灯と言う具合です。
この茶杓で歴代の大まかな形・櫂先・切留など
特徴を押えて欲しいのです。
特に14代の櫂先の「宝剣」11代・13代・の
幅広な櫂先などは、解り易い?逆に利休居士と同じ
形だと、見分けがつけにくい?のです。
水屋で点前準備の時、座ったままで茶杓を選びます。
なので
茶の湯センセ 許容範囲
茶友へ夏の挨拶を持参したら、折り良く・
運悪く・稽古中でした。
掛け軸の「滝 直下三千丈」は良かった。
他の道具は全てダメ{個人的感想ですが}
と言うのも、花入・香合・水指・薄茶器・
茶碗・菓子器とガラス尽くしだったからです。
カット・色などは、ダブらない様計算されて
いました。
花入は岩田藤七・香合は藤田喬平・薄茶器と
茶碗は女流工芸家・菓子器は江戸切子の銘々皿。
本人は大満
茶道具百話 ホンモノ
「お棗の、お塗は」「はい、宗哲です」
「お仕覆のお仕立ては」「友湖です」
他所から来た人は、ほとんどこう答えます。
「貴女、宗哲の本物見た事ある?」横槍を
入れました。大きく首を、横に振りました。
七代・十一代・宗哲、二つの薄茶器を出しました。
そこに彫られた{哲}、作者の箱書きも見て
もらいました。
友湖も仕覆を出し、裏地底の〇に友の字印・
箱脇の箱書きを示しました。恐らく口伝