稽古日誌 七月

いよいよ茶箱を、勉強する月となりました。

鉄瓶・瓶掛け・の構えとなれば、床の掛物も

軽い物にと考えます。

床   「鎌倉や御仏なれど釈迦牟尼は

    美男におわす夏木立かな」晶子

あの有名な歌短冊です。しかし大仏のある

お寺のご住職は「大仏様は阿弥陀様なんです。

あの歌が有名になり、誤解が・・・」と話して

居られ笑ってしまいました。

与謝野晶子は大好きな歌人ですが、書き物は

人気故値段が高くて!これは京都で買ったので、

いくらか安かったかも?

香合はずばり、鎌倉彫花文。花入れは旅枕籠、

鎌倉は東京からでもショート・トリップです。


小習事 短歌 包みふくさ

「焼けたる色 羊羹に似て 中棗

時代は箱は 期待高まる」