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私の中のカイヤ

俳優の川崎麻世(56)とタレントのカイヤ(57)の離婚裁判が2月3日、東京家裁で開かれ、判決が言い渡されました。

家裁はカイヤによる2000万円の慰謝料請求を棄却。裁判費用もカイヤ側の負担としたそうです。双方の離婚は成立。お互いに離婚と2000万円の損害賠償を求めた訴訟で、双方の主張は真っ向から対立していました。互いにDVはあったとか。

まあ随分長いことこのお二人はもめていたな、という印象なんだけれど、どっちもどっち。川崎麻世が帰宅したら鍵が変更されていたとか、カイヤが運転する車を止めようとしてボンネットに乗りサイドミラーにつかまったがカイヤに振り落とされたとか、逆もあって酔った麻世が車を運転するから止めようとしたらそのまま轢かれたとか。

おい、スタントマンかよ!!!似合うけど!

でもね。思い出しました。私の中にもカイヤがいたことを。

今私は結婚20年を迎えて子供も2人いて落ち着いたアラフィフのBBAなのですけどね。20代前半くらいまではまあ酷いものでした。

彼氏の運転する車に乗っていたんだけど喧嘩してムカついて横浜・元町界隈を走っている車から飛び降りたりとか(危険です)、また別の彼氏(多分他に彼女がいた)にたくさん嘘をつかれたから夜中こっそり彼のアパート前に停まっている車の鍵穴にガムを詰め込んだりとか(犯罪です)、また別の彼氏と大げんかしたときは彼は実家暮らしだったのですが夜中にずっとずっと自宅に電話をかけてなんどもワン切りをするという嫌がらせをしたりとか(犯罪です)、まあまあ、若い時ってありますよねそんなこと。

今の夫と結婚してよかったなーと思うことは、夫は私に「嫉妬」をさせないこと。心配をさせないこと。ほぼ怒らせないこと。私が怒ってもすごく寛容なこと。おかげで私の中のカイヤは今は1%未満です。

でも、本来はカイヤな女でした。自分の中の暴力性とか、凶暴性とか、おそらく人よりもある方だと自覚しています。よく人を殺したり、傷つけないで大人になれたな、と。どこかで裁判を起こしているのは私だったかもしれないな、とよく思います。そして母親になってからは自分の子供にちょっと凶暴性を見つけてしまうことがあるのですが、とても心配です。

カイヤになるもならないも相手の男次第。カイヤも麻世もどっちもどっちなんだけど、カイヤも本当はそうなりたくてなったわけではないような。相手がカイヤをカイヤにさせるんです。カイヤの中のカイヤが爆発してしまうんです。私の中のカイヤは今は大人しくしているし、もう大丈夫だけれども。今度は娘が心配です。まだ小1だけど、今後の相手選びはよーくウォッチしておこうと思います・・・・!