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真っ白なパズルのピースのように

去年は自転車操業的に、依頼が来ては企画・実行を繰り返していた。

今年はビジョン・ミッションを考えつつ、4月からの年度初めをスタートとして年間予定を策定中。そんな中で「屋号・・・いるなあ」と思い立ち昨日からずっと考えている。

市民活動として助成金を得るために「市民活動団体Zinnia」というものは作っている。ジニアは百日草のことで、国際宇宙ステーションで初めて咲いた花だ。団体名を決める時にちょうどその話題があったのでつけた。
長く咲き続けられる強い花のように、継続していけるようにとの思いもあった。

でもイマイチしっくりこないのだ。たまたま国際宇宙ステーションの実験に使われていただけで、自分の想いが百日草の花に込められなかった。

私の冠として天文界隈の方々に周知されているのが「宙ガールドットコム」
私が運営しているブログのタイトルだ。宙ガールにサイトに来てほしい想いがあってつけた。これを屋号だと思っている方も多いけれど、これは屋号には使えない。「宙ガール」は天体望遠鏡メーカであるビクセンさんの登録商標なので、ブログタイトルとして使用する許可は頂いているけれど、それ以外で使うことはできない。

次に候補として考えたのは「StarGuideLabo」

星空案内でキチンとマネタイズを考えたりしている人向けのコミュニティを運営しようと思っていて、そのコミュニティ名(試運転中)に使っている。「ラボ」が使いたくて、気に入っている。

これを屋号で行こうかなって思ったけどやめた。

私は星を見せる観望会もするけれど、写真も教えるし、ロケットや人工衛星も見せるようなワークショップもやっている。星空案内は私の活動の一部分であり、全てではないので違和感が出てきたのだ。

私が掲げているミッションは「誰かの好奇心を刺激すること」ビジョンは「宇宙・天文の敷居をとことん下げること(ついでにカメラも)」それに合った名前が欲しいと思った。

そんな時にふと読み返したのが宇宙兄弟の4巻

ケンジが白いパズルをやっていた時・・・

私がやりたいのは「誰かの好奇心を刺激すること」
それは本やネットでは載っていない「体験」をしてもらうことでもある。

こどもたちは「まなび」や「体験」によって、それぞれのパズルピースをはめていく。私の活動がそのパズルピースの1片になれば良いなって思った。

だから屋号をホワイトピースWhitePieceにしようと思う。

白なのは宇宙飛行士選抜試験でも使われるホワイトパズルのイメージと、人それぞれの色彩に染まる前のイメージの2つ。

piece of cakeには「楽勝だよ」っていう意味があるけれど、last piece of the puzzleには「問題解決への最後の鍵」みたいな意味がある。
本やネットでは知ることができない「体験」が「1つの鍵」になるようにという願いも込めつつ。

私自身は宇宙や天文の分野に拘るつもりはなくて、自分自身が面白いと思ったことを見せていきたいと思っている。じゃないとワクワクを伝えることができない。それが今は星・宇宙・カメラっていうだけ。

私自身も真っ白なパズルのピースを1つずつ埋めてながら、今年も少しずつ前進して行ければいいなと思う。

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