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我が子のスゴさを感じた日

私が「星の教室」や「JAXAコズミックカレッジ」を開催するときは、子供達同伴が基本。子供向けのイベントなのに、我が子を家で留守番させるのって変だなーって思うから。

毎回一緒に会場に来て、4歳の娘は自由奔放にさせていて、小6の息子はキッズスタッフとして参加。ちなみに息子のスタッフ報酬は「本(ラノベ)」である。キッズスタッフは準備・後片付け・資料配布(くばり係)が主な仕事で、真面目にこなしている。

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(キッズスタッフは施設の職員さんと一緒に掃除もする)

そんな息子が、他の子供たちの工作中にずーーっと隅っこで何かを書いていた。それが「一光年の距離(km)を計算すること」だった。しかも北極から南極までの距離と、光が1秒間に地球を7週半するという情報2つだけで計算してた。そして計算キチンと合ってた・・・

そのあと、地球から月までの距離38万キロを「光年」で表す計算を真剣に取り組んでいた。おそるべき集中力。

母として素直にスゴイと思うので褒めると「暇だから」という一言で片づける。思春期にさしかかった特有の照れ隠し?

気になった事を集中して確かめる(計算する)というのは長所であるし、のばしてあげたいなと強く思った。(そして超絶自慢したくなったのでnoteに綴っている)

ワークショップにご協力頂いていた人工衛星の技術者の方も感心してくださっていた。

以前、自分のやりたいことに付き合わせてしまっていると負い目を感じていた時期があった。でも、「楽しかった」と言ってくれる息子の言葉に救われたという記事を書いたことがある。

私のイベントやワークショップは、子供たちに天文学や航空宇宙産業に触れる機会を作っている。毎回そのイベントに参加している息子は、少なからず良い影響を受けているのかもしれないと勝手に思った。

中学生になると、学校の勉強や部活で忙しくなる。
それでもこういう好奇心を持ったまま、長所を伸ばせるような環境にしてあげたい。

息子の将来が楽しみだし、母も負けてられないと改めて思った。

いっぽうそのころ、下の娘(4歳)は・・・
紙粘土を丸めて星を作るはずが花を作ってた。

最終的に、花を破壊して新しい星が誕生してた。

3Dでオリオン座を作る工作で、自由奔放さが爆発してた(笑)
こちらも将来が楽しみである。

そしてこんな2人の母がやるワークショップだから、来場した子供たちにも、もっともっと自由でいて良いという雰囲気を作りたい。


追伸:娘の破天荒な日常はこちら



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