見出し画像

推しが私の人生激変させた話

伊藤 うらら (うららん)

キッカケは中学の時。
友達が持ってきたアルバム。

それまでヒット曲をサクっと聴く程度だった私に衝撃が走った日。
大ちゃんのサウンドとヒロのハイトーンボイス、そして２人のビジュアル・・・すべてに魅了された思春期の頃。

CDを聴きまくり、カラオケで歌う日々だった。

しかし、1995年の阪神淡路大震災が起こった。
accessを教えてくれた友人の家は全壊。学校も中学棟が全壊したりで、１か月ほど休校してた。復興に歩き出した矢先に、accessは活動休止した。
今思えば、友人は相当地獄だったよなと思う。。。

神戸の復興と共に、私の推しも変わっていき、いつしかaccessのことは忘れていった。

そこから時を経て２０１０年。たぶんキッカケはyoutubeだったと思う。
accessが活動を再開し、歌っている姿を見た。あの頃の記憶がよみがえる。やっぱりaccessサウンドは自分のカラダに心地が良いと思った。
そこで初めてライブに行った。ライブで体感するサウンドは衝撃だった。大ちゃんのサウンドは振動と共に直接カラダに入ってくる。そして、ヒロの生の歌声に心揺さぶられ涙が出た。

そして完全に出戻りました。ただいま。

これだけでは、人生が変わったとは言わない。
変わったのはここから。

当時、大ちゃんがカメラ趣味を楽しみつつ、宇宙や天文にハマり始めた時期だった。大ちゃんの撮る空の写真が好きで、どうやったら同じように撮れるのかを一生懸命勉強した。おかげで、自分の空写真はその当時の大ちゃんの影響を受けている。

そして大ちゃんの影響で、星空が好きになった。推しのハマるものに、ハマるというのはよくある話。最初はホントそんな感じだった。

転機は２０１２年の金環日食。
大ちゃんのラジオに現れたのは、天体望遠鏡メーカービクセンの社長と取締役のお二人。金環日食に対する、注意事項などをお話ししてくださった。

それに興味を持った私は、Twitterでビクセンさんに話しかけた。
色んな事を教えて頂き、自分の楽しみ方見つけ発信していった。

それがとっても楽しくなってきたので、宙ガールドットコムという個人メディアを立ち上げた。このサイトのおかげで、天文界隈ではちょっと名の知れた存在になってきた・・・らしい（しらんけど）

ブログにはじまり、気づけばイベントの企画運営まで手掛けるようになった。ビクセンさんとは教材を仕入れたり、機材を協賛してもらうような関係になった。

社長にいたってはサシ飲みしちゃうレベルである。

accessがいなかったら、星や宇宙を好きになってなかった。
そうしたらもっとつまんない人生だっただろうなって思う。

これ以上ないぐらい人生を変えてくれた推しアーティスト。
そのサウンドと歌声に飽きることはない。

自分の人生云々関係なく、わたしは彼らの作り上げた歌が大好きだ。
気持ちを救ってもらったことだって何度もある。accessつながりの友人もいっぱいできた。

彼らの歌声を好きでいる限り、私の信念はブレない。そんな気がする。2人の生き様も好きだから。

accessの2人が出会った事に感謝をこめて。



いつもありがとうございます。頂いたサポートは書籍費・機材費などに使わせていただき、ブログなどで情報を還元いたします。