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高知県移住大作戦 3

〜心の出発編〜 番外の1

次の本編にいく前に、ちょっとしたスピンオフを。ちっぽけな誇りから移住という大イベントに繋がる話です。

私の愛車は直近3代が4人乗りピックアップタイプの軽トラで、三菱→ダイハツ →三菱です。
初代の三菱は「銀ちゃんこと銀三郎」、シルバーの三菱。
銀ちゃんが17歳のご老体となり、三菱は現行車がなかったため、次のダイハツを新車で買いました。
このダイハツ(名前ナシ)がねぇ〜、気に食わなくて。
三菱は造りが頑丈なトラック、サスペンションも硬くてガツンガツンくる。ダイハツ は乗用車の造りで乗り心地は良い。今時の新車は慣らし運転など必要ないとは言われているが、2ヶ月かけて丁寧に慣らし運転もして中身もメチャ調子良く、試乗車で乗ったものより格段に良い仕上がりになっていた。職業柄、古い貨物車に乗ることが多々あり、古くても調子良く「新車の時に乗った最初の人が丁寧に乗ったんだろうなぁ」と感じることがある。だから最初が肝心だと思っている。
そうやってしたけど、でもねぇ〜、アイドリングストップという名の単なるエンジン停止装置とか、今時の流行りのツリ目ヘッドライトとか(軽トラのくせにイキりやがって。私は実直なオッサン顔の車が好きなのだ。)、なにより3回点滅で切れるウィンカーが許せなかった。
この仕様はBMWがやり始めたらしく、何を勘違いしたか国産車も真似しだし、軽自動車にまで拡がった。百歩譲って、アウトバーンをガンガン走る車がちょっと余計なことしちゃったならわかる、「バーカ」で済む。日本車にはいらないのでなく、そんなもん付けるな。
そもそもウィンカーは「俺がこれからどうするかをあらかじめみなさんにお知らせするため」のツールであって、「俺が今曲がる時や今車線変更する時に俺の自己満足でチカチカさせる」チカチカではないのだ。これは職業運転手でも出来ない理解してない輩がたくさんいるけど。もっと言えば、車の灯火類はすべてコミュニケーションツールだ。
3回点滅であらかじめお知らせなんかできねーよ。
ただでさえ出来ない輩が多いのに、メーカーがそんな仕様にしたら、「ウィンカーって3回点滅させればいいんだ、だってメーカーがそう設定しているのだから」とさらなる誤解を助長する。こんな車に乗っているのは嫌だ。傍観者も同罪、「告発の行方」だ。(古くてごめん。笑)
で、ダイハツをとっとと売っぱらって、3代目の三菱を買うこととなる。三菱のピックアップはすでに生産終了しており中古車頼り。元々タマ数が少なく、中古車市場にもほとんど出てこない。それが兵庫県でいいのが出たんですよ。

よし!兵庫県に買いに行こう!と決めて、せっかく行くのだからついでに関西の船釣りもやりたいなと思い、当初は明石あたりを考えていたら、釣り仲間が、京都の宮津がオススメだから日本海側に抜けて行ってみたらいいと。
旅先で釣りして魚を食べられないのは寂しいから、自分で料理できる宿や持ち込みで料理してくれる宿を探しまくっていたら、一軒の理想的な宿を見つけた。釣り船と宿と食事処&BARを併営している女性がいた!
「風の谷のお宿・よっこら諸島」NOCO船長。
2時間のお試し釣りから釣りプランがあり、古民家を自分たちで改装したお宿では、宿泊者用キッチンで自炊してもいいしお料理をお願いしてもいい。まさに理想!自分のやりたい事お客さんがやりたい事を全部叶えている、なんてパワフルな人なんだろう、会う前から楽しみだった。
この出会いが私の転機に繋がっていく。。

つづく





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