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カラーセラピーで認知症にアプローチできる可能性

先日交流会があり、そこでカラーセラピーが認知症患者に効果があるという話を伺ったので今回は、その可能性についてお話します。

社会問題にもなっている認知症とは?

認知症とは、さまざまな原因で脳の神経細胞が破壊・減少し、日常生活が正常に送れない状態になることをいう。

主な症状としては、直前の行動を忘れてしまう、覚えていた人や物の名前が思い出せなくなるといった「記憶障害」、自分のいる場所や状況、年月日、周囲の人間との関係性などがわからなくなる「見当識障害」、料理の手順がわからない、服のコーディネートができなくなる、善悪の区別ができなくなるといった「判断能力の低下」がある。またこれらの症状に、個々の性格や環境の変化などが加わることで、徘徊(はいかい)や弄便(ろうべん)、暴力・暴言、幻覚、物盗られ妄想、せん忘、異食、失禁・排尿障害、不眠・睡眠障害、うつ症状といった行動・心理症状(BPSD)が現れる場合も。ドクターズ・ファイル(https://doctorsfile.jp/)

先日交流会で、介護を専門にしている方のお話を聞く事ができ、なんと現在700万人近くの認知症の方がいると言われていて、予備軍や軽度の人は400万人との事です・・・!思っていたよりも多くの方が患われているのだなというのが正直な感想でした。

現在日本では、あまりカラーセラピーを使ったヒーリングの導入は行われていないのが現状だそうです。ですが、その方曰く介護施設の部屋を色分けする事で患者さんたちの食欲が増加したり、排泄を促せたりと効果が出たそうです。この例は既に認知症の方への取り組みです。

まだ、調べる時間を確保できていないのですが実際にイギリスではカラーセラピーを取り入れたヒーリングが進んでいるそうで効果も出ているという文献の存在を教えて頂きました。それだけでも自分には希望があるなと思えました。

カラーセラピーの可能性

色のイメージは自然と密接に関わっていて、DNAレベルの記憶の為「環境やその人個人の体験」で養われた色の記憶でなければ認知症の方とも色を通じてコミュニケーションを取れるのではないか?と自分は考えています。

truthseeker08によるPixabayからの画像

自分も実際に祖母と祖父が認知症を患って「今何ができるか?」と考えた時に医療以外のヒーリング手段、言葉や記憶以外のコミュニケーション手段としてカラーセラピーの勉強を始めました。それから交流会で聞いたお話にもとても興味深い内容で可能性を裏付ける事ができました。そうして調べて新たに「認知症・色彩ケアスタッフ」という方がいる事も知りました。

人生100年時代と言われる今、認知症は誰もが将来的に直面する問題だと思います。これから絵とカラーセラピーを手段としてこの分野にもアプローチし、予防や現状キープの為の一つの選択肢として役に立てたらなと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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