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「心の大掃除」で不要な思考とお別れする方法!

用意する物はチラシの裏やコピー用紙、ペン、ひとつまみの塩
これで準備OKです!

使う紙は最後捨ててしまうのでどうせ捨てるつもりだったミスプリント紙の裏など、「気兼ねなく捨てられる紙」をご利用ください。

サイズはA4ぐらいあるとベストです!
人によりますが、「1年間を振り返る」ので、できれば1時間ほど時間を取って自分と向き合う機会を作れたら最高です!では早速スタート!

1.負の感情の棚卸し

「心の大掃除」でやる事は「自分を縛っている負の感情からの解放」です。
普段何気なく自分に言い聞かせている心の声、
私は〜すべきだ」「私は〜しなければならない」「私は〜であるべきだ」と思っている事が既に自分で自分を制限している行為になります。

つまり、「自分で決めた”理想像”から外れてしまったあなた自身を許さない」とルールを無意識に作っているのです。なので、ルールを破った時に自分を責めてしまいます(罪悪感を感じる)。自分で決めたルールを守れない自分はダメな奴だと思い込み、最終的には自分を嫌いになって自分への信頼、自信を失っていってしまう負の連鎖に入ってしまいます。

厄介なのは、それを脳内で「無意識に行なっている事」です。
なので、わざわざ自分に向き合う時間を作って「癖になってしまっている縛り」を自ら解放する必要があります。

自問自答してみましょう

(複数回答OK、特にルールは無いので自由に書き出してみましょう!)

・罪悪感を感じる時はどんな時?
・自分を嫌いだと思うポイントはどこ?
・自分が許せないと思う行動は?

例:「太っている自分はありえない」

太っている基準は人それぞれとなってしまいますので、今回はわかりやすい例としてBMI値22(健康でいる為の理想的な数値)からプラス5kg太ってしまい数値が「普通」から「肥満」になってしまった場合を例にしたいと思います。

・罪悪感を感じる時はどんな時?
①お菓子を食べてしまった時
②着れていたお気に入りの服が着れなくなった時

・自分を嫌いだと思うポイントはどこ?
①太った?と言われる様になって凹む
②ダイエット中なのについお菓子を食べてしまう
③ダイエット中なのについ食べ過ぎてしまう
④ランチ・ディナーの誘いを断れず結局食べてしまう

・自分が許せないと思う行動は?
①他人を言い訳にして食べてしまう事
②カロリーオフだから良いと食べてしまう事
③仕事を言い訳に運動しない事
④ ①〜③を許してしまう自分

極端な例ではありますが、身近な事なのでわかりやすいかと思います。
この人を客観視すると常に自分を責めている印象を受けませんか
もしかしたらあなたもそうなっているかもしれません。

2.自分を受け入れる

「負の感情の棚卸し」を見て辛くなるかもしれませんが、それが普通です。普段自分では知っているけど見て見ないふりをしている事を今改めて目の当たりにしているのでいたたまれない気持ちになります。

それを承知の上で改めて書き出した項目をもう一度読んでみて下さい。
辛いのは2種類の感情があるはずです。
①こんなに自分はダメなんだという劣等感
②こんなに自分を責めていたんだという哀れみ

自分を受け入れる=自分を認め許す事

洋画やドラマを見ていると教会に行き懺悔する事で神に許しを乞うシーンがありますが、心の大掃除で許しを乞う相手は自分自身です。

自分を認めるワーク

棚卸しで書いた項目を読みながら、一度思いを馳せて見て下さい。
どんな気持ちで自分を責めてしまっていたか、その時の辛さ悲しさに共感してあげる事です。
傷ついた友達や家族、恋人を慰める時のように今回は自分自身を「辛かったね、耐えてくれてありがとう」と慰めてあげましょう。
「自分で自分を傷つけてしまった事を認める事」と、「どれだけ自分が傷ついていたのかを知る事」
これが自分を認めるワークです。

自分を許すワーク

自分を認める事ができたら、次は「自分を傷つけてしまった自分」と「棚卸し項目」について実際に励ます文を書いていきます。
上記の例を参考にします。

自分を許すワークの例

なぜそうしたの?」「なぜそう思うの?」と自問自答すると、他人に相談している時のように「解決策」が見えてきます
そして、そうしてしまった「原因となる事が自分の中から自分の外に出す事」で負の感情から自分を解き放ちます。

・罪悪感を感じる時はどんな時?
①お菓子を食べてしまった時
→人間関係が上手くいかずストレスを食にぶつけてしまった
②着れていたお気に入りの服が着れなくなった時
友達から似合うねと好評だった服だから悲しかった

・自分を嫌いだと思うポイントはどこ?
①太った?と言われる様になって凹む
自分が太っていると思っていた人に言われたから凹んだ。
現実を受け止めて悔しかったら痩せる原動力にする!

②ダイエット中なのについお菓子を食べてしまう
お腹は減っていなくても暇を持て余すとカフェやモールに出掛けて美味しそうなものが目に入るとつい買ってしまっていた。
③ダイエット中なのについ食べ過ぎてしまう
食欲の秋だしとか、何かと食べる理由を探していた・・
④ランチ・ディナーの誘いを断れず結局食べてしまう
→お付き合いは大事なのでとそこまでは良いが、食べるものまで合わせる必要はなかった。サラダだけでも良いのにみんなと一緒に油物やコッテリ系を食べて「相手が誘ってきたから」と他人のせいにしていた。

・自分が許せないと思う行動は?
①他人を言い訳にして食べてしまう事
食べる内容をヘルシーメニューで少量にすれば良い。
②カロリーオフだから良いと食べてしまう事
そもそもカロリーを自ら摂るような事はやめる
③仕事を言い訳に運動しない事
→ジムに通ったり1駅歩くのはハードルが高くて始める前から苦手意識をPB感じていたからYoutubeでできる簡単10分ストレッチとか、無理のないレベルでまずは「運動をする事」を始める!
④ ①〜③を許してしまう自分
→流されるままで改善しようと考えなかった自分から、ダイエット成功のために考えて動く自分になるチャンスになった!逆に良い体験になったとすら思える!

3.自分解放の儀式!

紙に書くことでぼんやりと考えていた事が明確になります。また、紙に吐き出した感情と「対面」する事で他人と相談する事と同じ効果を得られます。そのため「原因を客観視」し、改善の為にどうしたら良いのかを発見する事ができるようになります。

解決策や、ポジティブに塗り替えられた感情はスマホで写真を撮るなどして保管しておきましょう。また、もし手帳や日記などがあればそこに書き写してTODOリストにしておくと生活習慣に加えやすいのでオススメです!

既に頭と心がスッキリしてきたと思いますが、ここで最後の解放の儀式をやって心の大掃除を終わりたいと思います。

解放の儀式のやり方

この縛りで溜まったストレスを発散します!
①今まで書いていた紙に今までのストレスを込めます
②それをぐちゃぐちゃに丸めて下さい
③丸めた紙を少し開き、今度は自分が満足するまでビリビリに破きます
④それら全てをゴミ箱に捨てます
⑤最後にひとつまみの塩をゴミ箱内に撒き終了です!

ネガティブな感情を清める、浄化のために塩を撒きました。
よくお葬式の帰りに家に入る前に塩を撒くしきたりと同じです。
嫌なものを払う効果と視覚的にも「この負の感情とは縁を切った」と認識するためのパフォーマンスの2つの意味があります。

これで心の棚卸しは終了です!お疲れ様でした!
年からはこのワークを通して得た解決方法や原因を改善するためにプラスの行動から始める事ができるのでポジティブな自分で新規スタートを
ご拝読ありがとうございました。



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