#54 実技/言語 どんな対策をした? |保育士 独学3ヶ月で一発合格
筆記試験をクリアすると、実技試験です。
実技試験は
音楽・造形・言語から2分野選択します。
そのうち「言語」は受験者が多い実技です。
理由は
音楽と造形の2分野を選ぶ人が少なめだから。
なぜそれがわかるかというと
実技当日、集合すると始めに
受験番号が書かれたタイムスケジュールが配られます。
造形は集団受験になりますが
音楽と言語は個人受験なので
受験者ごとに時間が割り振られているのです。
それを見ると、言語の受験者が多いので
待ち時間が長くなるという…。
人によっては
短い待ち時間で済むこともありますが
私は午前が造形、午後が言語で
待ち時間がかなり長かったです。
試験時間は、2分野あわせても1時間ないのに
1日がかりの試験で、すごーく疲れました。
さて
今回の本題「実技対策にかけた時間は?」についてです。
筆記試験の約2ヶ月後ぐらいに
実技試験があります。
その間に筆記試験の合格発表があるので
合格発表から実技試験までの約1ヶ月間が対策期間です。
自己採点で筆記が通過できていれば
2ヶ月フルに使って対策できます。
音楽は楽譜が事前配布されますが
言語は台本から自作する必要があります。
この台本づくりに結構時間を取られるので
合格発表前でも実技受験の可能性があるなら
早めに着手することをお薦めします。
というのも
知っている昔話であっても
絵本によって結末が違っていることもあるので
3分間におさまるように話をまとめるのが大変!
しかも
「3歳児にわかるように」という条件があるので
絵本そのままの言葉では微妙で
わかりやすい言葉に置き換えたり
身振り手振りをどこに入れるかまで考え出すと
全体の練習時間の6割は
ほぼ台本づくりになりました。
作っては、時間を測って読み
修正しては時間を測って読み
これを繰り返していたら
自然とお話は暗記していました。
台本ができたら
あとは3分間の感覚を体で覚えるだけ!
初めは時計を見ながら練習して
1分なら、このシーン
2分なら、このシーンと感覚を掴んで
慣れてきたら時計を見ずにチャレンジ!
3分が体感できたら
スマホで自撮り録画して
発声や身振り手振りのチェックをしていました。
あとは家族の前で披露して
恥ずかしさを消す練習をしました。
これを一日10〜30分ほどしていましたが
私は筆記受験の時、9ヶ月の妊婦だったので
2ヶ月フルに使っての対策は無理でした。
しかも、出産して3週間後が
実技試験日なので
出産後の試験対策は難しい状況でした。
なので、自己採点で実技受験がみえた段階で
言語の台本をすぐ作り、
出産前には実技の対策を終わらせていました。
本腰を入れての対策時間は2週間ぐらいです。
あとは
胎教や子守唄がわりに
お話を口ずさんでいた感じです。
ちなみに
受験時の課題は『おおきなかぶ』だったので
出産時に「うんとこしょー!!」といきんで
助産師さんから笑われてたようです。
出産直前まで毎日毎日
「うんとこしょー!どっこいしょー!」と
言いまくっていたので、出ちゃったんですかね。
陣痛で意識朦朧の中、
本人は何言ってたか覚えてないんですが…
以上が
実技試験の対策についてです。
台本づくりは
ゼロから自作することをお薦めしますが
絵本をかき集めてストーリーを確認したり
絵本の教訓的なものを下調べした上で
3歳児が楽しめるように
結末まで考えるのは、とても時間がかかります。
骨子として参考になるものがほしいー!と
受験時に思ってたので作成してみました。
⭐️課題の台本⭐️
▶️ ももたろう
▶️ おむすび ころりん
▶️ 3びきのこぶた
▶️ 3びきのやぎのがらがらどん
これをベースに自己流にアレンジして
台本づくりの時間を短縮し
3分間トレーニングの方に時間をかけれたら
言語の実技対策も進めやすいかと思います。
ちなみに我が子がちょうど3歳児なので
素話して、わかりにくそうな言葉は
置き換えたり、ストーリーの結末も
食いつきが良かったものに改編しています。
ご参考になりましたら嬉しいです。
そうはいっても
台本づくりは自分でしたい!という方に向けて
次回は台本のコツ「3歳児ってどんな感じ?」をお届けしたいと思います。
お楽しみに!
⭐️実技で緊張してきた方へ⭐️
"かぶ"が抜けなくても合格できます!
受験前の気晴らしにぜひどうぞ😊
⭐️オススメ参考書のご紹介⭐️