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イベント会社のお仕事「BGMセレクト」

こんにちは。裏方プロジェクトの松内です。

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緊急事態宣言も解除されて新しい日常が始まった6月1日。
お天気はイマイチですが、気分も入れ替えて、空気も入れ替えて、新しい日常のスタートをきりたいところですね。

さて、本日からは、プロジェクトにおけるnoteの役割の一つとなる、イベント会社が実際に出来るお仕事紹介をしていきたいと思います。

まずはわたしの得意分野というか、書きやすいネタから。

イベントと音楽


イベントと音楽は切っても切り離せないぐらいの関係性ですよね。

音楽イベント、フェス、ライブはもちろんのことですが、イベントの側面においても、音楽の持つ役割は非常に重要です。

イベント時に使用する音楽の使い方をもとに、その仕事を紹介したいと思います。

まずは、BGMセレクトについて。

皆さんがイベント会場に足を踏み入れたとき、パーティ会場でお酒やお食事を楽しむとき、決まってその空間や雰囲気にあったBGMが流れていると思います。

会話は邪魔せずとも雰囲気を和ませてくれるぐらいの絶妙な曲調と音量。

どこかで聞いたことあるようなないような、でもその場の雰囲気に合わせた親しみやすい音楽。

これもあれも、曲を選ぶ人、曲を流す人である『イベント会社の力』が入っています。

パーティ会場を例に説明してみますと、

お客様が受付を済ませてウェルカムドリンクをしながら知り合いと談笑している開演前、ご挨拶や乾杯などオープニングが終わった後の歓談中、出し物や抽選会などのアトラクション中、酔いもそこそこ終わりに近づいた中締め挨拶の手前、そして閉演後まで。

曲を選ぶ人たちは、一連のストーリーに沿ってBGMを考えます。

また、曲を流す人達は、皆さまが会場に入られる前のリハーサルの時にBGMをイチから掛けて、会場内の至る所にスタッフが移動して、歓談しているシーンや、無言のシーンなどを想定して音量のバランスを決めたりします。イベント会場内の造作物(ステージやパネル、装飾花)などの配置によって、聞こえ方も違ったりするので、その辺をテストしてからお客様を迎え入れています。

こういった準備のもと、イベントやパーティにいらっしゃるお客様にとって、最良な環境を用意しています。


次の使い方は、イベントの演出に使うSEです。

テレビ番組などでお馴染みかもしれませんが、クイズを出題するときや正解した時に出る効果音などがわかりやすいかもしれません。

それ以外には、オープニングのジングル、ゲストが登場するときに流す登壇曲、商品発表会の場ではドキドキのアンベール音など。

音でメリハリをつけることで、その場の雰囲気をガラっと変えて、ゲストや登壇者、そして観ている方の高揚感ももたらせます。

実際、演者の方にもたらす効果も大変重要で、私が長年やらせてもらっている企業様のイベントでは、こちらで選んだ登壇SEを社長にとても気に入っていただき、毎回イベントがある度に同じ登壇SEを掛けさせてもらっています。

とても爽やかな曲調ですので、社長にとって心地よいのは当然ですが、社員の方々にとっては、社長が登場するぞ、と襟を正す雰囲気を作るスイッチにもなっているかもしれません。

このように、イベントの中で演出SEが有るのと、無いのとでは大違い。また、使い方によっては、映像のスタートや、照明の明かりを変えるキッカケとも連動してきますので、音を入れるタイミングもとても重要です。

こちらの音楽も、台本に沿って選曲したものを、現場で何度もリハーサルしながら、タイミングも含めて決めていきます。

実際の本番でカッコ良く決まったときは、それは嬉しいものです。

イベントを楽しく演出するだけでなく、MCや登壇者の盛り上げ、そして来場するゲストとの一体感を作れるのが、イベントにおける音楽の役割とも言えるかもしれません。


選曲は楽しい

私は、イベントの運営も演出も手掛けますので、曲を選んだりする役割の一人ですが、だいたい台本が固まるのがイベント本番の前日だったりするので、台本が固まった夕方ぐらいとかに、翌日使用する自分用の台本を出力して、最終チェックも兼ねてBGMやSEの選定をします。

実際にイベントに来る人達の目線でストーリーを作る。というのがテーマです。

これが結構時間を要する大変な作業ではありますが、翌日イベントでいらっしゃるゲストや出演者、スタッフ(そして終わったあとの打ち上げ)のことを考えながら、どんな雰囲気になるかな、とか、ここであれ入れてやろうとか、楽しく想像しながらやっています。

音楽の話とは少しずれますが、こういった雰囲気作りの参考に、最近読んだ本でオススメも貼っておきます。


私は元々音楽には詳しくない人間なので例外的な存在ともいえますが、イベント制作会社には、元々バンドマンとか音楽イベントがキッカケでこの業界に飛び込んだ人も多いのが特徴です。


いまの時勢ではなかなか難しいとは思いますが、結婚式や二次会の選曲、店舗で流すBGMなど、テーマに合わせたBGM選曲、イベントのコンセプトに合わせた効果音など、ご提案することも可能です。

良かったら、裏方プロジェクトへお問い合わせください。

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