イベント会社のお仕事「ブレストミーティング」
こんにちは。裏方プロジェクトの中野です。
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東京も梅雨入りしました。ここから約1か月半、雨の多い時期が続きますね。なんとなく雨の日は気分が上がらないこともありますが、そんな日にこそ、おいしいご飯を食べたり、好きな音楽を聴いたり、自分で自分の機嫌をとっていきたいもんです。
さて、イベント会社のお仕事シリーズ。今日は、”ブレストミーティング”です。
発想の起点となるブレスト
ブレインストーミングとは、集団でアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する技法である。
実はイベント屋は、イベントを実施するだけが仕事ではないんです。
私達の実施している多くのイベント案件は、クライアント（のちのイベントの主催者）の「商品をアピールしたい」などの目的のために、イベントという手段を選び、その目的を達成するためにどんな手法・演出でイベントを行っていくか？という、企画からスタートします。
イベント制作会社では、そのどんな手法・演出を考え出すところから関わっていくことがあります。
その最初の段階で行われるのがブレストミーティングです。
頭脳の筋トレ！？アイディア100本ノック
昔、私がまだイベント制作会社に就職して間もないころ、上司に言われたことがあります。
「この企画のアイディアを100本考えてみよう！（ニコッ）」
それはそれは若くてやる気みなぎった状態の私は、大きな声で「はいっ！」と返事をし、さっそく取り掛かりました・・・が、実際に考え出すと100本なんて思いつかないんです。考えることの苦しみを味わい、もだえ苦しみ、あげく、途方にくれました・・・。
はっきり言って、一人の頭で100本もアイディアを考えられるなんて、超人レベルの人でなくては無理なことです。
残念ながら100本もアイディアが出てこず、私はギブアップしました。
すると、その当時の上司は、
「昔は企画100本ノックやらされたんだよー。これはもう頭脳の筋トレだからねｗｗｗ」
と、笑ってました。
一人でのアイディア出しに限界を感じた私は、仲間を集めることにしました。近くにいた人に声をかけ、腰につけていたきび団子を渡し、企画の主旨、概要を説明、みんなの意見を聞きました。そして、見事100個の企画が出来上がったのです。
これが、ブレストミーティングの始まりです。（えっ？）
少し脚色をつけてしまいましたが、日本のことわざに「三人寄れば文殊の知恵」とあるように、複数の人と意見を出し合うことで、一人では考えつかないようなアイディアを生み出すことができたのです。
イベント屋とブレストするといいこと
ブレストは、きっと多くの企業でも日常的にされていることだと思います。それくらい当たり前に広がっている手法です。では、なぜ裏方プロジェクトのメニューとしていれているのか？というと…
①私達イベント屋は様々な業種・職種のイベントを手掛けています。
これは広告代理業の一種であるイベント屋の特徴で、車メーカー、ゲームメーカー、飲食物、レジャー、化粧品、音楽、スポーツ・・・・・・・・・・と、業種・職種にとらわれずに、様々なイベントを行っています。
イベントを行うからには、その時に扱う商品・サービスについて知識を得るために勉強をし、時には来場者の方々にお薦めをしたり、質問に答えたりと、その時々の案件によって、専門性を身に付けます。
つまり、一つのことに縛られず、広い視点を持つことができるがイベント屋なのです。
②イベントにおいて実際にお客さんと接して、その反応を見ています。
イベントには、来場者が必ずいます。イベントを楽しみに来たお客さん、情報収集をしに来たお客さん、家族連れ、恋人同士、友達同士、全く初対面だらけ、高齢の人たち、学生ばかり、○○のファンの方だけ・・・
イベントを運営しながら、来場者に接するのがイベント屋の仕事の一つです。その中で、楽しそう、不快そう、困ってそう‥など、お客様の反応を察知しながら、イベントを成功に導くために対応をしています。
こんなことをしたらお客さんが笑顔になった、こんな言い回しをしたらお客さんに怒られた、こんな状況はお客さんに混乱を生じさせた‥など、来場者の方々と接した経験を、イベントの現場で蓄積させていっています。
その経験をアイディアを考えるときに使って、「こんな人にこんなことを伝えたらきっとその商品を気に入ってくれるのでは？」というような想像ができるようになるのです。
つまり、イベント屋はイメージできるターゲット（お客さん）の幅が広いのです。
深くはないけど広い知識や、他業種事例の転換、現場で得た消費者のイメージを駆使して、アイディアを考えることができるイベント屋とブレストは、きっと何らかの発見・新たな発想を獲得して頂けるのではないかと思ってます。
お気軽にお問い合わせください
企業の方でも、個人でも、どんなブレストでもお受けします！もし興味がある方は、ぜひお問い合わせください！
ちなみにアイディアは頭の中にあるんだけど、なんか整理できない・・っていうような場合に、人に聞いてもらって意見をもらうことも、一つのアイディア出しの方法になりますよ。聞き役に徹してほしい！というオーダーでもお受けしてますので！
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