見出し画像

お前が撮ってる写真は怖い


私がブログを書いているのを知る旧友が何人かいる。薄情な連中ばかりで、応援などしてくれたことが無い。それどころか文句ばかりいう奴がひとりいる。いや、文句というよりは、そいつなりの違和感や異質感の報告というのが正確かもしれない。


私はブログの記事に自分で撮った写真を載せるのが好きだ。記事だけじゃなく、ヘッダー画像やプロフィール画像も含めて、なるべくなら自前のものを用意している。拘りがあるというよりは、自然に撮り溜まっていく多量の画像に、何か目的を示したいのでそうしている。


とにかく、私のブログはどこもかしこも自前の画像まみれなのだが、友人の一人、仮にパウエルとしておくが、そのパウエルが、「お前の写真はなんか怖い」としきりに言うのだ。そのパウエル自身はブログをやらないがInstagramに狂っており、ずいぶんといい値段のするらしいデジタル一眼レフで、写真を撮っては投稿している。


パウエルの写真は確かに解像度が高く、なにを撮影したかが明確に分かる。明暗がくっきりとしていて、いってみれば「映える」感じの画像だなと思う。逆に言えば、世の中にありふれ過ぎてインフレを起こしている、特徴らしい特徴のないつまらない画像ともいえる。そう素直に伝えたら八か月間相手にされなかった。


とにかく、ライフワーク的に写真にハマっているパウエルの感覚からだと、私の写真は「怖い」らしいのだ。いったい何がそんなに怖いのかいうてみろハゲと聞いたところ、「お前が何故それを撮ろうとしたのが、その考えがよく分からなくて怖い写真がちらほらある」らしい。まあパウエルなんぞに霊感があるわけもないので、心霊写真が混じっているとかそういう事ではなく、パウエルの感覚からして、私がなぜその写真を撮ろうとしたのか、その発想自体が不可解で怖いといっているのだと思う。それはぶっちゃけ、私が怖いということだ。


あまりにも面白いので、画像を保存しているOneDriveにフォルダを作成。「パウエルが恐がる写真」と名前を付け、そこに画像を投入していった。それをパウエルのアカウントと共有。定期的に画像を眺めてもらい、パウエルが怖い画像と怖くない画像を峻別していった。ということで以下に、パウエルが怖いと感じた画像を適当に並べていく。

画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8


まだまだあるが、これぐらいにしておこう。どうだろう。怖いだろうか。パウエルはこれらの写真を怖いと言うのだが、私にはさっぱりどこが怖いのか分からない。これらの写真を眺めて、パウエルと同様に恐怖感を感じられた方がいれば、それを具合的に言葉にしてコメントなどして下さると後学になる。しかし、パウエル。お前はコメント禁止だ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?